これがフルモデルチェンジ版・トヨタ新型カムリ?見た目はそのまんま新型クラウンの2トーンカラー…なお現行カムリの納期は2023年9月以降のようだ

2022-10-15

引き続き、トヨタ次期カムリをイメージしたレンダリングを見ていこう

こちらはトヨタ次期カムリをイメージしたリヤクォータービュー。

ブラックペイントのトランクスポイラーやブラックの配色、そしてリヤテールレンズのブラックダークスモーク仕上げなどを見ていくと、改めてWSを強く意識したグレードだと思いますが、もしかすると、次期カムリでも新型クラウンのようにハイブリッドのみ&四輪駆動(E-Four)のみといった絞られたグレード構成になるのかもしれませんね。

ただ、こういった共通性を持たせるデザイン言語は面白みやワクワク感があまり無く、最近のモデルもそうですが、トヨタならではの独創性が感じにくくなり、シンプルに多くの車種を販売するような動きが際立っている風にも見えてしまうのが正直なところ。

これはあくまでも個人的な感想・予想であり、必ずしもこの予想が当たるとも思ってもいませんが、仮に2023年秋頃に次期カムリがデビューするのであれば、その見た目の完成度次第では、今後のトヨタの動きも読めてくるかもしれません。


過去に公開された次期カムリのイメージレンダリングも

ちなみにこちらが、以前公開された次期カムリの完成イメージレンダリング。

見た目は新型クラウンスポーツのセダン版といったところで、ヘッドライト意匠は量産仕様もしくはクラウンクロスオーバーから展開。

個人的にこの顔つきもカッコいいとは思いますが、大口グリルやアッパーグリルなど、どことなくホンダ新型シビック(Honda New Civic)っぽい雰囲気にも思えたり…

こちらはリヤテールランプ。

テールランプ意匠はGRスープラ(New GR Supra)や、ダッジ・チャージャー(Dodge Charger)をミックスしたようなマッシブ感があります。

現行(10代目)カムリは2022年9月末時点で受注一旦停止のようだが

話は現行10代目カムリになりますが、実はこのモデル、2022年9月下旬で受注停止なった一方、納期も2023年9月以降と約1年の納期に。

岩手トヨタディーラーの公式ホームページにて掲載された最新納期情報一覧からの抜粋となりますが、まさかカムリもここまでの長納期モデルになるとは…というのが正直な感想で、シンプルに2023年秋頃までに製造できる台数が少ないのか、それとも予想をはるかに上回る受注があったのかは不明。

ただ、トヨタがラインナップするセダンモデルを見ていくと、(駆動方式は異なりますが…)先代220系クラウンを受け継ぐのはカムリぐらいで、それ以外のカローラセダンやカローラアクシオ、MIRAI、センチュリーはそれぞれあまりにも使い勝手や用途、キャラクター、コンセプトが違い過ぎるんですね。

しかも先代220系クラウンの中古車相場も高騰していて、おまけに中古車市場での売れ行きも好調とのことから、ミドルサイズ以上のセダンが購入しづらくなっていることから、必然的に新車で購入できるセダンの選択肢がカムリだけになってしまった、ということなのかもしれませんね。

今後セダン需要も更に低迷していくことが予想されますが、2023年に発売予定の新型クラウンセダンや、(発売予定の)次期カムリ含め、どれだけ注目を集めるのか楽しみです。

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Reference:Kolesa.ru