アメリカにてフォード・シェルビーGT500含む3台のマスタングが盗難被害!何と盗んだ犯人は14歳の少年だった!ここ最近「少年による車の盗難」が増えている模様

少年による自動車盗難は思った以上に悪質で闇が深い?

そして先ほど取り上げた11歳、12歳、14歳の少年による自動車の盗難事件についてですが、これも色々と闇が深い内容で、どうやら少年たちのクルマ好きが影響して犯罪に走ったというわけではなく、もっと別の理由があった可能性があるということ。

デトロイト警察商業自動車盗難課の責任者であるクライブ・スチュワート氏によると、窃盗集団にいた11歳の少年は「過去これまで車を盗んだこともなく、今回盗んだのが初めてだった」と説明しています。

っというのも、こういった車の盗難は少年たちが自発的に行ったものではなく、盗みを考えた大人たちが少年たちに指揮したことで、仮に捕まったとしても「罪が重くなることはない」「厳しく問われたり、手荒に扱われることはない」といった理由から、「少年たちを上手く利用していた」可能性があるとの見方も。

ただ残念なことに、少年たちから問題の指揮官である大人たちの素性が明かされることはなく、盗難事件の真相は迷宮入りのままとなっていますが、先ほど紹介したシェルビーGT500の盗難例も、もしかすると汚い大人たちの指示によって動いたものなのかもしれません。

何れにしても、今回の例含めて人様のモノを盗み出すことは許されない行為ですが、これだけ盗難・窃盗被害が続くアメリカにおいては看過できるものではないと思います。


不良少年グループによる車の被害も

なお少年によるトラブル・被害は後を絶たず、先ほどの自動車の盗難以外にも、不良少年グループによる迷惑行為も多発。

例えば上の画像の通り、アメリカ・テキサス州の都市エル・パソにて、少年たちがフェラーリ・カリフォルニア(Ferrari California)のフロントボンネットに乗っかるというもの。

少年とフェラーリのオーナーは全く面識がなく、気が付けばフロントボンネットの上にはキズや土埃、靴跡、そして凹みなどが見られ悲惨な状態に(もちろんこのあとすぐに警察に被害届を提出)。

当初捜査は難航するようにも見えましたが、結果的にSNSの力によって犯人たちはすぐ見つかり逮捕。

すぐさま少年の両親が謝罪に伺い、修理費用の一部を負担させていただくとの申し出をしたそうですが、肝心の不良少年たちによる誠意ある謝罪はなく、少年たちによる償いがなかったのは非常に残念に思う所です。

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Reference:CARSCOOPS