フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタのディスプレイオーディオ問題と不満→アップデート配信は2022年11月中旬頃を「予定」→なぜこんなにも時間がかかるのか
トヨタディーラー側も今回の一件で顧客からの問合せやクレームも多く対応に困っている模様
さてさて、2022年10月に私に納車されたばかりとなるトヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)ハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]ですが、過去に公開したブログより、ディスプレイオーディオがアップデートされていない可能性がある?ことをお伝えしました。
トヨタ/レクサスのディスプレイオーディオに関しては、既に新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)、レクサス新型NX/LX600でも色々と取り上げていて、これらのモデルでアップデートされた以下のポイントが、新型シエンタでは反映されていないことを確認しました。
◇ブラックアウトの改善
◇ナビゲーション機能改善
◇目的地履歴の削除方法を改善
◇行先指定の際にお気に入り登録が可能
◇ナビゲーションでの「道順」や「周辺の駐車場を探す」を追加
◇ナビゲーションのルートオプション(他のルート)で「一般道優先」「時間優先」などを追加
また新型シエンタのディスプレイオーディオの使い勝手については、いつもお世話になっているトヨタディーラーにも多くの問合せやクレームが来ているそうで、「なぜノア/ヴォクシーのアップデート内容がシエンタに反映されていないのか…」とディーラー側も困惑しているとのこと。
新型シエンタへのOTAアップデートは2022年11月中旬頃に配信「予定」
そして今回のディスプレイオーディオのバージョンアップデートが反映されていない問題?については、いつもお世話になっているトヨタディーラーのスタッフさんからメーカーの方にも問い合わせていただいたそうで(いつも本当にありがとうございます)、どうやら「2022年11月中旬頃に配信予定」とのこと。
ただしここで注意してほしいのは、あくまでも配信「予定」であり、確定ではないということ。
なぜ新型ノア/ヴォクシーやレクサス新型NXなどにて配信されたバージョンアップデートが、他の新型車に反映させるのに、約1ヶ月近くもかかるのかは不明で説明も一切無かったそうですが(外注による影響?)、この1か月間は上のように他のルートが「推奨/最短/時間優先/関東ETC2.0料金割引優先」の僅か4項目だけとなるため、一般道優先などのルートオプション選択ができないのは非常に不便。
アップデート後の「他のルート」はこうなっている
ちなみにこちらが、新型ノア/ヴォクシーのOTAアップデートが反映されたあとの「他のルート」。
「推奨/距離優先/一般優先/時間優先/関東ETC2.0料金割引優先」の項目と充実した内容になっていますが、ここに「有料優先」が入っていれば更にグッドだと考えています(関東ETC2.0料金割引優先を利用する可能性はほとんど無さそうだ…)。
トヨタ/レクサス共に2画面設定できないのは変わらず
あとはディスプレイオーディオが採用される以前だと、例えばレクサスのように左側がテレビで、右側がナビといった2画面設定が可能だったのが、現在のトヨタ/レクサスの新世代コネクティッドナビでは設定できない仕組みになっています。
つまりは、「過去にできていたことが現在ではできなくなった」「過去は使い勝手が非常に良かったのに、現在は非常に使い勝手が悪くなった」例が多い上に、今回のシエンタのアップデートが反映されていない例が加味されるとなると、「トヨタどうしたん?」と思うのも不思議ではないところ(もちろん互換性などの面で容易ではないことは理解しているが、その説明さえもメーカーから一切無いのが残念)。