グリル周りは新型クラウンっぽい?米にて(2023年)一部改良版・トヨタ新型カローラに特別仕様車を追加!シビックタイプRのようなレッドのアクセントを追加

北米市場向けらしいワイド&ローでスポーティさが際立つ特別市仕様車インフラレッド・エディション

日本市場では2022年10月3日に発表・発売された一部改良版・トヨタ新型カローラシリーズ(カローラセダン/カローラスポーツ/カローラツーリング)ですが、今回北米にてカローラセダンをベースに一部改良を加え、更にハイブリッドSEをベースにした特別仕様車が新たに追加されました。

そのモデルというのが、ハイブリッドSEインフラレッド・エディション(Toyota New Corolla Hybrid SE Infra Red Edition)と呼ばれるモデルで、レッドのディテールアクセントを加味しつつ、フロントのキーンルックグリル周りをブラックアクセントに仕上げることで更に大口化したスポーティなエクステリアにアップデートされています。

どのような専用装備が採用されているのかチェックしていきましょう。


日本では中々見られないホンダ・シビックタイプRっぽいレッドアクセント

こちらが今回初公開されて北米向けとなる新型カローラの特別仕様車。

新型カローラセダンをベースにしつつ、ヘッドライト意匠はカローラスポーツと共通のシャープで切れ長な”コ”の字型LEDデイタイムランニングライトを採用することで、一気にアグレッシブでスポーティに。

更にホワイトのボディカラーがベースということもあり、フロントのキーンルックグリル周りを専用ブラックにペイントすることでメリハリが付いていますし、フロントグリルパターンもメッシュ仕上げ&ブラック塗装でダークな印象に。

大口化したフロントキーンルックグリルを見ると、2022年9月1日に発売されたばかりとなる新型クラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)を彷彿とさせるものがあり、改めて今回の新型カローラを見ると、トヨタのデザインアイコンを上手く共有しているのが確認できます。

参考までに、こちらが新型クラウンクロスオーバーのフロントマスク。

ヘッドライト意匠は大きく異なるものの、まるでサメのような大口タイプのキーンルックグリルはカローラと似たデザインではあるものの、細部を見ていくとエアインテークフレームのデザインは異なりますし、グリルパターンももちろん大きく差別化されています。

改めて新型カローラの特別仕様車を見ていきましょう。

インフラレッド・エディションと呼ばれる通り、フロントロアスポイラーにはホンダ・シビックタイプR(Honda Civic Type R)のようなレッドのディテールアクセントが追加され、フロントマスクは立体的に。

バンパー形状が独特だからなのか、下部に向かうことで更にワイドさが際立つ一方、言い方を変えると少しノッペリしたような表情に。

あとは先ほどのフロントクォータービューでは確認できませんでしたが、ヘッドライトはおそらくBi-Beam LEDヘッドライトを採用し、その下部には水平基調の車幅灯が搭載されています。

サイドビューはこんな感じ。

シンプルなコンパクトセダンといった印象ですが、フロントからサイドスカートにかけて流れるようなレッドのディテールアクセントと、グロスグラファイト仕上げの18インチアルミホイールとの相性も良さそう(ホイールはSEグレードに標準装備されるものと同じ)。

フロント同様にリヤも中々にスポーティ

リヤクォータービューはこんな感じ。

リヤディフューザー周りにもレッドのディテールアクセントを加味し、フィン付のグロスブラック仕上げとなるディフューザーもスポーティ。

そして、さりげなく片側2本出しのエキゾーストパイプをインストールしているのも魅力的。

2ページ目:新型カローラ・ハイブリッドSEインフラレッド・エディションのインテリアは?発売時期はいつ?