(米)日産公式がSEMAショー2022向けのカスタムモデルを公開!「GT-R R35のV6エンジンを搭載&1,300馬力の新型フェアレディZ(RZ34)」「リーフのバッテリーを搭載したサニーのトラック」等

2022-10-29

(続き)北米日産がSEMAショー2022に出展するコンセプトモデルを見ていこう

アリア・サーフワゴンコンセプト

続いては、日産の新世代ピュアEVクロスオーバーとなる新型アリア(New Ariya)をベースにしたサーフワゴンコンセプト(New Ariya Surfwagon Cocept)。

Tommy Pike Customsによって製造されたこのコンセプトモデルは、クラシックなウッディーワゴン(Woodie Wagon)の雰囲気を再現するために、ビニールラップと豊富なクロームトリムアクセントを現代的な解釈で実現した一台。

足もとには、20インチのスムージーホイールと呼ばれるレトロルックなデザインが採用され、ターコイズブルーの塗装に加え、クローム仕上げのセンターキャップ、ホワイトウォールのタイヤ、そしてローダウンしたことで全体のバランスは良くなったものの、どこかチグハグ感があるのは否めないところ。

そしてサーフワゴンコンセプトという名称にある通り、特注のルーフラックが供えられ、2mほどのサーフボードが2枚設定できるためマリンスポーツにはおススメの一台かもしれません。


電気自動車リーフのバッテリーなどを搭載したサニーリーフプロジェクト

続いてはこちらのサニーリーフプロジェクト。

ダットサン時代にセダン/クーペ/ステーションワゴンをラインナップしていたサニー(Sunny)をベースに、何とピュアEVハッチバック・リーフ(Leaf)のバッテリーを搭載したコンセプトモデルも公開。

40kWhのバッテリーとシングルモーターを搭載することにより、システム総出力147hp/システムトルク320Nmを発揮するとのことで、レーガン政権時代に登場したサニーに比べると、出力は2倍、トルクは3倍にまで跳ね上がったハイパフォーマンスモデルといったところでしょうか。

おまけにボディスタイルは、リヤセクションをカスタマイズすることでピックアップトラックへと変更され、フロントサスペンションはS13シルビア(240SX)のコンバージョンをベースにし、足もとには17インチのRotiformホイールを装着しています。

フロンティアをベースにした過激なピックアップトラックコンセプト

最後はピックアップトラック2連発。

一つはニスモオフロード・フロンティアV8コンセプトと呼ばれるモデルで、その名の通り排気量5.6L V型8気筒エンジンを搭載した大排気量ピックアップトラック。

Nismoブランドのコールドエアインテークとキャットバックエキゾーストを採用することにより、タイタンのスペック(エンジン出力400hp/エンジントルク560Nm)よりも少し高くなることが予想されます。

そして最後は、Christina Rokiによるフロンティア・ストリートトラックプロジェクト(Frontier Street Truck Project)。

フロンティアキングキャブをベースにしたコンセプトカーで、ブラック/ホワイト/レッドの3トーンにペイントされたド派手なエクステリアが特徴なのですが、足回りもローダウンされたカスタムサスペンションをインストール。

更に足元には20インチのBlack Rhino Kaizenアルミホイールが装着され、過激なPerformance Lab Detroitボディキットとの相性も抜群です。

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