【価格は日本円で約1,257万円から】米にて(2023年)一部改良版・レクサス新型LX600が発売スタート!なお日本仕様は未だ受注停止で再開の目途は立っておらず
2022年1月に発表・発売されて僅か10か月、意外にも早い一部改良だったな
2022年1月12日に日本市場でも発表・発売されたレクサスのフルモデルチェンジ版・新型LX600。
兄弟車種となるトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)同様、納期は既に4年以上で受注停止となり、2023年の納期も不透明な状態となっています。
こうしたなか、北米市場向けとしてラインナップされている新型LX600が”初”の一部改良版として発売されました。
具体的にどのような改良・変更となるのか?グレード別価格帯も含めてチェックしていきたいと思います。
2023年モデルは装備内容の見直し&標準化がメインになりそうだ
今回発表された北米市場向けの一部改良版・新型LX600ですが、主な変更・改良内容は以下の通りで、内外装デザインの変更は特に無しとなり、装備内容の見直しがメインになるようです。
【(2023年)新型LX600の一部改良内容一覧】
◇ステアリングヒーターを全車標準装備
◇最上級グレードUltra Luxuryには、寄木細工の繊細な美しさが特長の「鷹羽(たかのは)」ウッドトリムを標準装備
◇F SPORT Handlingグレードには、ノリグリーンパール(日本名:テレーンカーキマイカメタリック)のボディカラーを追加
◇リアシートエンターテイメントスクリーンカバーを標準装備
以上が、北米市場向けとなる一部改良版・新型LX600の改良・変更内容となります。
北米市場向けはステアリングヒーターが全車標準装備ではなかった
今回の一部改良でちょっと意外に感じたのが、北米市場向けのLX600ではステアリングヒーターが全車標準装備ではなかったこと。
日本仕様のLX600だと元々全車標準装備のステアリングヒーターですが、北米市場向けのエントリーグレードだと設定されずメーカーオプション扱いだったんですね。
EXECUTIVEにも採用の「鷹羽」が北米市場向けの最上級グレードに設定
そして日本仕様だと最上級グレードEXECUTIVEにて設定可能な「アートウッド(鷹羽)」ですが、これも北米市場ではラインナップされていなかったのは意外でしたね。
シンプルに日本国内だとEXECUTIVEの受注が少ないために、北米市場向けにも横展開することが目的だったのか、それとも2023年モデルの一部改良に向けて元々追加ラインナップ予定だったのかは不明です。
F SPORT Handlingグレードにもノリグリーンパールを追加!日本にもF SPORT設定してほしいな…
そして日本仕様ではラインナップされていないF SPORT Handling。
このグレードでは、元々設定されていなかったノリ(海苔)グリーンパールが追加ラインナップ。
日本名だとテレーンカーキマイカメタリックという名称でラインナップされ、日本仕様のLX600でも全グレードにて設定可能な個性的なカラーでもあります。
テレーンカーキマイカメタリックのLXはもちろんのこと、他車種でもこのボディカラーを目撃する頻度はかなり少ないですが、ラグジュアリー&オフロード志向のLX600でも十分マッチする色あいだと思います。
リヤシートエンターテイメントシステムスクリーンカバーは全くの初めて
そして4つ目の改良となるリヤシートエンターテイメントシステムのスクリーンカバーですが、こちらはディーラーオプションでも準備されていない専用装備。
おそらく日本仕様の一部改良でも設定されるのでは?と推測するも、そもそも受注停止&受注再開の目途もたっていない状況で2023年モデルが登場するのかどうかは疑問に思う所です。