なぜ混ぜた…フルモデルチェンジ版・三菱の新型エクリプスはこうなる?ビッグMC版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)がベースで、フロントグリルはトヨタ風?
様々な自動車メーカーからスポーツカーが登場し、三菱からも登場したら更に市場は盛り上がりそうだが
2022年も様々な新車・新型車が登場してきましたが、国内自動車メーカーからは、以下のスポーツモデルたちが発表・発売(予定含む)された貴重な一年でした。
◇トヨタ
・GRMNヤリス
・GR86 10th Anniversary Limited
・GRスープラ(6MT)
・GRカローラ◇レクサス
・IS500 F SPORT Performance◇日産
・フェアレディZ(RZ34)◇ホンダ
・シビックタイプR(FL5)◇スバル
・BRZ 10th Anniversary Limited◇ダイハツ
・コペン20th Anniversary Edition
これだけのノンハイブリッドスポーツモデルが展開されることは、今後二度と無いのでは?とも云われています。
こうしたなか、国産自動車メーカーで2022年にスポーツカーをラインナップしていないのは、スズキと三菱のみとなりますが、三菱がフルモデルチェンジ版・新型エクリプス(Mitsubishi New Eclipse)を発表したら?というレンダリングが公開されています。
三菱といえば、東南アジアを主体にSUVやピックアップトラック系を製造・販売することがルノー・日産・三菱アライアンスグループの重要使命とされていますが、そのなかで登場することを想定した次世代スポーツモデルはどういったデザインになるのかチェックしていきましょう。
これが新型エクリプス?
早速、新型エクリプスの完成イメージレンダリングを見ていきましょう。
今回このレンダリングを作成したのは、ロシアカーメディアKolesa.ruで、スタイリングとしては2ドアスポーツクーペをイメージ。
2012年を最後に販売終了している4代目エクリプス同様、2ドアクーペは変わらずといったところですが、エクステリアをよ~く見ていくと、日産の新型フェアレディZ(RZ34)がベースになっていることが確認できますね。

ちなみにこちらが、レンダリングのモデルベースとなった新型フェアレディZのエクステリア。
厳密には日本限定240台のみ販売された特別仕様車Proto Specで、ボディカラーはイカズチイエロー×スーパーブラックルーフ2トーンのみ、足もとのホイールは19インチのブロンズ仕上げとなる鍛造アルミホイール、そしてイエローのブレーキキャリパーが標準装備となっています。
フロントヘッドライト意匠のモチーフに初代S30/240Zから始まり、リヤテールランプ仕様は先々代Z32/300ZX、そして先代Z33/Z34の長方形の大口グリルを盛り込むなど、まさに歴代フェアレディZの要素を余すことなく盛り込んだドリームモデルと言っても過言ではありません。
【#フェアレディZ プロトタイプ: 原点を探し求め、現代によみがえらせるDNA】
そして、この個体から次期エクリプスのイメージレンダリングとして仕上げられたのが…?
先程のこちらになるわけですね。
大きく変化しているのは、フロントマスクや足もとのアルミホイール意匠、そしてリヤクォーターピラーの”Z”マークエンブレムを廃除したことでしょうか。
特にフロントマスクの変化は著しく、ワイドに伸ばしたようなフロントヘッドライト意匠や、これまでの三菱のアイデンティティともいえるダイナミックシールドグリルを採用せず、トヨタのキーンルックを彷彿とさせる台形グリル、そしてフロントノーズにあった”NISSAN”エンブレムを廃除し、絶壁となるフロントグリルにスリーダイヤのエンブレムを貼付。
フロントグリルパターンは何とも独特で、トヨタ新型クラウンクロスオーバー(Toyota New Crown Crossover)やBMWのグリルシャッターからインスパイアされたものだと考えられますが、Kolesa.ruは内燃機関モデルを想定しているのか、はたまたピュアEVを想定しているのかは不明。