ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)Proto Specが続々納車!一方で大手中古車サイトでは1,400万円以上にて販売されているようだ

2022年末にかけて特別仕様車Proto Specの生産がスタートし、少しずつオーナーのもとに納車されている模様

2022年夏頃に発売されるも、同年7月末には受注一旦停止となってしまった日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。

全国のバックオーダー数は約6,000台とのことで、公式カーメディアや一部報道によると3年~4年という長納期状態となっていますが、2022年11月中旬時点で受注再開の予定はなく、このまま販売終了?といった噂も浮上するほど。

車両本体価格も5,241,500円(税込み)~6,462,500円(税込み)と決して安価なものではありませんが、今後二度と販売されないかもしれない”最後のガソリンスポーツカー”とも云われていますし、私も購入・契約済みで納車待ちの身ではありますが、改めて「購入して本当に良かった」と思えるほど。

そんな新型フェアレディZですが、ようやく日本抽選限定240台のみ販売された特別仕様車Proto Specの納車が少しずつ進められているようです。


少なからず、2022年11月中旬の時点でProto Specは40台納車されている

当ブログの読者様で、特別仕様車Proto Specに当選された方々からの情報を集約させていただくと、少なくとも40名の方からProto Specの納車報告を頂いていますが、日産ディーラーから得られた情報も含めると100台分の生産・出荷・納車が完了しているとの話も。

もともとProto Specに関しては、2022年10月~12月頃にかけて生産される予定で、その後2023年1月~6月頃にかけて標準グレード(ベースグレード/version S/version T/version ST)の「2022年度枠の500台分」が生産される予定となっています。

2023年3月を過ぎているのに「2022年度枠」っておかしいのでは?と思う方も多いかと思いますが、当初の生産計画から既に遅れが出ている新型フェアレディZ。

既にProto Specの段階から全体的に後ろ倒しの状態が続いているとのことで、2023年3月末までに標準グレード500台分を生産する予定でしたが、今回止む無く3か月ほど後ろにズレ込んでいるとのこと(あくまでも私がお世話になっているディーラー情報より)。

そうなると2023年度分の生産枠・生産台数はどうなるの?という疑問も出てきますが、この点についての詳細は今のところ不明なままとなっています。

フェアレディZも盗難対策や保管方法に力を入れた方が良い?

このまま順当に進めば、2022年末までに240台分のProto Specの生産が完了することになりそうで、街中でもほんの少しずつイカズチイエロー×スーパーブラックルーフの新型フェアレディZが目撃される可能性も高そうですが、それでも日本国内ではまだまだ希少な存在ですし、納車された方々は盗難対策には気を付けてほしいところ。

アメリカ独自の輸入規制となる「25年ルール」により、日産スカイラインGT-RやマツダRX-7、トヨタ80スープラといったネオクラシックカーの盗難も相次いでいますが、最近では新世代の国産スポーツカーでも盗難の危険性が高まっているとのことで、今回のRZ34だけでなく、ホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)、トヨタ新型GRスープラ(Toyota New GR Supra)/GRカローラ(New GR Corolla)も同様。

この他にも、ニュースで何かと多く取り上げられていることから、トヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)やレクサスLX570/LX600も盗難の対象に含まれていますし、セキュリティー対策や屋内ガレージもしくは地下駐車場での保管など、コストはかかるかもしれないものの、安心をお金で買うことを考えると「対策していて損にはならない」と思うんですね。

私も可能な限り所有している車には盗難対策を行っていますが、また後日使用しているセキュリティーシステムの紹介ができればと思います。

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