遂に来た!ランボルギーニ新型アヴェンタドール後継(テストカー)のメーターを初スパイショット!「V12」ロゴや「8,500rpmのレッドライン」…そしてランボお得意の「警告メッセージ」も

ランボルギーニのEV化を推進する重要な次期フラッグシップモデル

そしてこちらが、ランボルギーニ新型アヴェンタドールの後継と思われる開発車両。

カモフラージュラッピングによる偽装の影響もあるとは思いますが、ヘッドライト意匠は明らかにアヴェンタドールよりもアグレッシブで釣り目(ウラカンよりも更に攻撃的)。

これだけのアグレッシブな見た目でありながらも、中身はハイブリッドシステムを採用するというギャップにも驚かされますが、ランボルギーニは次期アヴェンタドールのハイブリッドシステムを皮切りにしつつ、今後はウラカンの後継モデルを2024年にデビューさせ、その後に新型ウルスをベースとしたハイブリッドモデルを発売する計画があるなど、ラインナップモデルのEV化を加速させていく予定です。


次期アヴェンタドールの後継はどんなスーパーカーになるの?

そして最も興味深いのは、次期アヴェンタドールの後継がどういったモデルになるのか?ということに対し、ステファン・ヴィンケルマンCEOは「ランボルギーニの象徴でもあるデザインやラップタイム、最高速度、加速度といった数字で表現できる性能、そして知覚的性能を重要視している」とコメント。

加えて、「私たちの車のステアリングを握ったとき、どれだけのエモーショナルの世界観を味わうことができるのかを大事にしている。本来、ハイブリッドやピュアEVは縦方向の加速には優れているが、コーナリングやブレーキ操作、ステアリングレスポンスなど、運転していてあまり気持ちのいいものではなかった。これは私たちが、EVモデルでも十分に気持ちの良いモデルであることを証明しなければならないことであり、現在我々が集中的に取り組んでいることでもあります」とコメントしていることから、アヴェンタドールの後継は私たちが知る”これまでのハイブリッド”とは一味も二味も違うことを意味しているのかもしれません。

ちなみに、次期アヴェンタドールの後継を実際に目にした顧客は存在せず、おまけに価格帯や納期、スペックといった具体的な情報がわからないなかで3,000台以上もの先行受注が入るのは極めて稀であり、それだけランボルギーニが期待されていることの証明なのかもしれませんし、ランボルギーニに忠誠を誓うことを意味しているのかもしれません。

日本国内のランボルギーニディーラーでも、特別な顧客を中心に先行予約が進められ、予約金として500万円を支払っているという話も聞きますが、改めて考えると「どんなモデルかも一切わからないものに500万円を先に投じる」というのも中々に凄いことだと思いますし、世界上位クラスの巨大マーケットでもある日本でも、このモデルを待ち望んでいるユーザーが非常に多いのだと思います。

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Reference:motor1.com