フルモデルチェンジ版・トヨタ新型C-HRがアメリカでは販売されず初代限りで廃止へ。そして日本での販売の可能性は?ガソリンモデルも廃止に?

日本でトヨタ新型C-HRは販売される?

そうなるとやはり気になるのが、トヨタ次期C-HRは日本市場に導入されるのかどうか?という点ですが、現時点で日本のトヨタ公式プレスリリースでは明らかになっておらず、トヨタディーラーにも具体的な情報は展開されていないものの、何かしら動きがあるとすれば2023年1月13日に開催されるであろう東京オートサロン2023。

本イベントでは、フルモデルチェンジ版・新型プリウスのモデリスタやTRDカスタムが特別出展されるとの噂もありますし、もしかするとトヨタのサプライズとしてC-HRに関する具体的な情報が展開される可能性も十分に考えられそう。

これまでの流れから考えると、東京オートサロンの出展概要については、どの国内自動車メーカーも2022年12月末~2023年1月上旬にプレスリリースにて公表していて、なぜかトヨタに関しては他の自動車メーカーよりも後に公表するケースがほとんどなので、今回もギリギリまで明らかにならないのではないかと予想されます。


新型C-HRはHEVとPHEVの2種類のみをラインナップ

現時点で欧州市場向けに関しては、ハイブリッド(HEV)モデルとプラグインハイブリッド(PHEV)モデルの2種類が展開される新型C-HRですが、まだ具体的なパワートレインは明らかになっていないものの、もしかすると新型プリウス同様に、以下3種類のパワートレインをラインナップすることが考えられそう。

◇1.8L HEV・・・排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジン+新世代ハイブリッド

◇2.0L HEV・・・排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+新世代ハイブリッド

◇2.0L PHEV・・・排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+プラグインハイブリッド(PHEV)

以上の通り、いよいよC-HRもガソリンモデルを廃止にすることで、徐々にEV化へとシフトしていくものと予想されますが、そうなるとベースの車両本体価格がアップすることは避けられないため、本モデルが公式発表された後にSNSでは「また高くなったな、誰が買うの?」「ぼったくり価格」「給料は下がる一方なのに、車の値段は上がっていく」といった定番のコメントなどが散見されるのではないかと予想されます。

ちなみに2022年12月時点で、日本国内にて販売されている初代C-HRに関しては、ハイブリッドモデルの受注が停止し、ガソリンモデルの受注は継続中。

ガソリンモデルも、どのタイミングで受注停止になるかはわからないものの、私がいつもお世話になっているトヨタディーラーの情報によると納期は既に7か月以上とのことで、まだまだ今後も納期が短縮される可能性は低いかもしれません。

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