年末年始は特に要注意?!フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼル/ステップワゴンの電動テールゲート搭載車がバッテリー上がりになる恐れ

特にこの年末年始の帰省ラッシュでは注意した方が良いかもしれない?

ここ最近の新車・新型車にて標準もしくはメーカーオプションにて採用されている電動パワーバックドア/電動テールゲート。

私が以前所有していたホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)や、現在所有中の新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)[2WD]にも、電動パワーバックドアが採用されていますが、実はこの機能が搭載されているモデルでバッテリー上がりが生じているとのこと。

私がお世話になっているホンダディーラーでも、年末の仕事納め直前から問合せが増えているとのことで、特に新型ヴェゼルやステップワゴンの電動パワーバックドア搭載車に関しては「なぜかバッテリーが上がってドアも開けられず、エンジンもかからなくなった」「ブレーキを踏んでもブレーキランプが点灯しない」などの連絡が増えているそうです。

これについては、当ブログの読者様からも複数問い合わせやメッセージ、情報共有などを頂いているため、参考程度にチェックしていいただけますと幸いです。


クルマのキーがロック状態から電動パワーバックドアを開け閉めした後に放置すると、そのままバッテリーが上がる恐れがある

今回はあくまでも一例になりますので、他の症状が原因でバッテリー上がりが生じる恐れも考えられるのでご参考までに(現時点で情報提供いただいている車種は新型ヴェゼルと新型ステップワゴンの電動パワーバックドア搭載車)。

今回のバッテリー上がりの流れとしては、車がドアロック状態のときにパワーバックドアをオープン/クローズする → その間はドアアンロック状態 → その後にエンジンなどはかけないまま降車時オートロック機能やタッチセンサーによるキーロックを行う → 半日~1日ほど放置するとバッテリー上がりになってしまうというもの。

その要因としては、ドアロック状態からパワーバックドアをオープン/クローズし、その後キーロックしても車内ではバッテリーの電流が流れ続けているとのことで、その後数時間もしくは1日放置してしまうとバッテリー上がりとなり、ドアのキーロック/アンロックもできず、サイドミラーも開かない、更にはエンジンも始動できないそうです。
※ホンダオーナーズアプリのリモート操作でもエンジン始動や車両情報を更新することができない

ホンダメーカーは既に情報を把握している?一部のホンダディーラーでは修正プログラムにてアップデート可能に

この理由については、既に一部のホンダディーラーでも把握しており、メーカーからも対策板のプログラムが配信されているとのことですから、一度販売店にも相談してみると対策板のプログラムにアップデートしていただけるかもしれません。

ただ、こういった修正プログラムが一部ディーラーに配信されているのであれば、いつでも対策ができる、もしくはバッテリー上がりが生じる前にアップデートするよう推奨するなど、メーカーから販売店に周知徹底することも重要かと思いますが、残念ながら私がお世話になっているホンダディーラー3社では、その情報は把握していなかったとのことでした。

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