【悲報】フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)のDOPホイールロックナットが在庫不足で「納期未定」に…やはり盗難被害の報道が影響し注文殺到か

カーボンリヤスポイラーに続き、今度はホイールロックナットまで長納期化するとは…

2022年9月に発表・発売されるも、2023年1月下旬頃には受注一旦停止予定となっているホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

前回のブログでは、シビックタイプR(FL5)の純正ディーラーオプションとなるカーボンテールゲートスポイラーの在庫が不足し、更には2023年1月上旬時点で本オプションを注文すると、納期としては「半年以上」となる2023年8月以降を予定しているため、FL5の納期が迫っていて、尚且つ本オプションの装着を検討している方からすると、早期的な決断が必要になりそう。

そして2023年1月上旬時点で、カーボンテールゲートスポイラー以外にも、純正ディーラーオプションとなるホイールロックナットまでもが長納期化していることが明らかとなりました。


2022年12月に山口県岩国市にて発生したタイプR(FL5)の盗難被害が影響している?

私がいつもお世話になっているホンダディーラーの情報によると、2023年1月上旬時点でのホイールロックナットの納期が「B/O(バックオーダー)=ほぼ未定」とのことで、具体的な納期回答はできないとのこと。

2022年1月の連休中に得られた情報でもあるため、連休明けもしくは近日中には、ホンダアクセスから何らかの回答が得られるかと思われますが、まさか「在庫不足にはならないだろう」と思っていたホイールロックナットまでも「B/O」になってしまうとは…

どうしてホイールロックナットの注文が殺到したかについては定かではありませんが、もしかすると2022年12月に山口県岩国市にて発生した、シビックタイプR(FL5)の盗難&事故被害が大きく影響しているのかもしれませんね。

山口県にて起きたシビックタイプR(FL5)の盗難被害とは?

この盗難被害は全国的にも大きな話題となり、アメリカ軍・岩国基地の海兵隊員がカーショップの入り口を破壊 → キーを盗んで持ち去り、近くの公道にて事故 → 乗り捨てて逃走を図り、そのまま岩国基地へと逃げ込む → 犯人の海兵隊員は未だ逮捕されていない、という何とも理不尽な事件です。

そしてこの事件の一番のポイントが、日米地位協定が絡む恐れがアリ、犯人である海兵隊員に対して「日本警察が身柄を確保できない(アメリカ側は既に身柄を拘束している)」「任意でしか捜査できない恐れがある」として、逮捕までに時間がかかるというもの。

1950年から一度も改訂されていない日米地位協定ですが、そもそも日本側が不利になるような運用が続けられてきたこともあり、今回の事件も有耶無耶になってしまうのではないか?という不安もあるわけですが、こういった被害が全国ネットやニュースで明らかになり、1ヶ月近くが経過した今でも事件の詳細・進展が明らかになっていないのも非常に残念に思う所(オーナーはそれ以上に悔しい気持ちだと思う)。

【【山口】米隊員の車窃盗事件 被害者が国に要請】

ちなみに2022年12月末には、被害者である原田順一さんが、海兵隊員に対して(修理代の請求や協議の窓口の)損害賠償交渉などを協力するために国へ要請。

防衛局は「要請内容を基地に伝える」と回答していますが、果たしてアメリカ側がこの要請に応じるのかはわかりません。

2ページ目:シビックタイプR(FL5)のディーラーオプション・ホイールロックナットは1種類しか存在しない?