フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタを3か月所有しての大きな不満。車年の完成度が非常に高いだけに、ディスプレイオーディオのナビ機能は相変わらずポンコツと再確認

新型ノア/ヴォクシー/シエンタは家族を支えるファミリーカーのはずだが…?

果たして本当にアップデートされるのかどうかさえも怪しくなってきましたが、年末年始を始め、これから家族旅行や遠出が増えるかもしれない状況で、これだけ使い勝手の悪いナビでの移動となると、とても大変なのではないかと思います。

せっかくシエンタの走りや乗り心地、操作性、デザインの完成度は高いのに、ディスプレイオーディオの使い勝手だけに関しては、先代のナビの方が圧倒的に使いやすかったですし、新世代ディスプレイオーディオの売りでもあるOTAアップデートのレスポンスがあまりにも遅すぎるため、全体の商品力・満足度の低下につながってしまっているのでは?とも思ったり。


高速道路走行時の各エリアの到着予想時刻が表示されない

そしてこちらも、年末年始の大型移動でとにかく不便に感じた高速道路移動中の到着予想時刻。

先代のトヨタ/レクサスのナビゲーションディスプレイでは、各IC(インターチェンジ)やSA/PAの「残りの距離」と「到着予想時刻」が表記されていましたが、なぜか新世代ナビでは「到着予想時刻」が表示されなくなりました。

これはOTAアップデート後の新型ノア/ヴォクシーでも表示されていないため、家族で大移動することの多いミニバンで各エリアの到着予想時刻が表示されないのはとても不便に感じるところ。

特に子供を乗せて移動するとなると、「トイレに行きたい」とお決まりの言葉が聞こえてきますから、そのときに次のPA/SAの到着予想時刻が表示されていると、「あと〇〇分ぐらいで着きそうだから、もう少し我慢してね」といったことが言えなくなってしまうんですね。

実際に私もそういった場面にも何度か遭遇しましたし、「一番知りたい情報が欠如」しているのは本当に残念に思う所。

ノア/ヴォクシーの1回目OTAアップデートで各エリアの到着予想時刻が表示されないということは、おそらくシエンタのアップデートでも表示されない恐れが高いですし、この点は早急に改善してほしいところです。

トヨタ新型シエンタ関連記事