(2023年)マイナーチェンジ版・(中)日産の新型シルフィe-POWERの開発車両をスパイショット!何と内装はメルセデス風でアンビエントライト付き…日本での市販化の可能性は?

(続き)日産の新型シルフィe-POWERの内外装デザインをチェックしていこう

こちらは、日産の新型シルフィe-POWERのリヤクォータービュー。

テールランプ意匠は特に大きな変化は無く、新型エクストレイルやキャシュカイ(New Qashqai)のようにブーメラン形状のテールデザインを採用。

リヤロアバンパー部分も見ていくと、リヤエンクロージャーが処理され、クローム加飾された水平基調の一文字を囲い込むことで一体感とファッショナブルなデザインに落とし込んでいるのが確認できます。

伸びやかな4ドアスポーツセダンではありますが、ボディサイズとしては全長4,652mm×全幅1,815mm×全高1,450mm、ホイールベース2,712mmとのことで、日本市場向けでいえばトヨタ・カローラセダン(Toyota Corolla Sedan)に対抗するような3ナンバーコンパクトセダンという位置づけかもしれません。

ちなみに日産がラインナップするセダンといえば、V37スカイライン(V37 SKYLINE)のガソリンモデル一択ですが、今後新型シルフィのようなコンパクトでリーズナブルなセダンが導入されるかは不明。


インテリアはメルセデスベンツ風?

続いてインテリアも見ていきましょう。

マイナーチェンジ前同様に、センターダッシュボード上部にはフローティングタイプの12.3インチワイドナビゲーションディスプレイが搭載され、その直下には、マイナーチェンジ前には無かった3つのリング状となるエアコンの吹き出し口を装備(ちょっとメルセデスベンツっぽい)。

あと画像では少し確認し辛いですが、内ドア部分にもブルーのアンビエントライトが追加され、一気に雰囲気を高めていることも確認できますね。

センターシフト形状や電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドのデザインは、エクストレイル(T33)に近いものがありますが、メーターデザインは12.3インチのフル液晶のようにも見えますし、今回のマイナーチェンジはエクステリアよりも内装の方にかなり力を入れている可能性が高そうですね。

ちなみにこちらが、マイナーチェンジ前の現行シルフィe-POWERのインパネ周り。

こうしてマイナーチェンジ後のインパネ周りと比較してみると、3つのリング状エアコンの吹き出しが装備されるだけで雰囲気が一変しますし、近年の日産の内装に対する質感の追求性は非常に高くなったのではないかと思います。

新世代e-POWERシステム採用でシステム出力や燃費性能も向上

続いて気になるパワートレインですが、排気量1.2L 直列3気筒エンジンを発電機として活用し、第二世代e-POWERシリーズハイブリッドシステムを採用するとのことで、これにより最高出力136ps/最大トルク300Nmを発揮。

燃費性能までは明らかになっていないものの、おそらく日本市場向け新型ノートオーラや新型キックスe-POWERに近いのではないかと予想されます。

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Reference:Autohome