フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)の「登録停止」問題だが、どうやら納車は進んでいるが、一方で納期は3か月以上遅れている模様…受注再開はいつ?

日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)の納期は?受注再開は

そしてもう一つ気になるのが、2023年1月下旬時点で受注停止となっている日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)が、いつどのタイミングで受注再開となるのか?ということ。

これについては日産ディーラーにも一切情報が下りていませんが、SNSでは「2023年内の受注再開は厳しいと販売店から聞いた」「納期が1年以上と聞いているので、2024年から再開するのではないか?と聞いている」など様々。

この他にも、エクストレイル(T33)の納期についてですが、これもグレードによって異なるところはありますが、2023年2月に納車予定と云われていた個体が、部品供給不足や半導体の供給不足により2023年5月~6月頃にズレ込んでいるとのこと(概ね3か月~4か月ほど遅れている?)。


エクストレイル(T33)のバックオーダーは2万台~3万台?そうなるとバックオーダーを捌くのにどれだけかかる?

受注停止となっている以上、現時点での具体的な納期が明確になっていない状況ですが、日産ディーラーに入っている情報によれば、既に顧客から注文を受け付けている個体に関しては全体的に納期が遅れているのだと考えられ、この調子だとバックオーダー分を2023年内に捌き切るのも難しい?というのが正直なところ。

先述にもある通り、2022年7月に発売されてから僅か2週間で累計受注数1.2万台を突破し、2022年10月下旬の日産公式プレスリリースにて「受注一旦停止」に関する内容が公表されたわけですから、おそらく2万台~3万台ほどのバックオーダーを抱えているのではないか?と推測。

そして、一般社団法人日本自動車販売協会連合会の各月の普通乗用車の新車販売・登録台数ランキングを見ていくと、2022年8月~12月にかけてのエクストレイル(T33)の累計台数は約1万台であることが確認できます。

2022年8月度:2,151台(21位)

2022年9月度:3,395台(19位)

2022年10月度:1,761台(27位)

2022年11月度:1,928台(27位)

2022年12月度:1,319台(33位)


2022年8月~12月度:10,554台

via:一般社団法人日本自動車販売協会連合会

上の販売・登録台数に関しては、おそらく先代T32も含まれていると予想。

約3万台のバックオーダーが入っている場合、2024年6月で全て捌き切る計算に

月換算で考えれば平均 約2,110台は販売・登録されていることになりますから、半年で1.2万台を登録完了していることになり、このままの推移を維持すると仮定して、2023年6月度までには累計約1.8万台、同年12月度には累計約2.4万台ということで、先ほど仮の数字として2万台~3万台のバックオーダーを抱えているとすると、約3万台を捌き切るには2024年6月度までかかるということに。

あくまでも上の数字は仮定なので、もしかするともう少し早いペースで納車が進められる?かもしれないですが、上述にもある通り部品・半導体の供給不足で3か月~4か月ほどの納期遅れが生じていることを考えると、まだまだ受注再開には時間がかかるのかもしれません。

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