世界初?納車されて僅か数日で事故したトヨタ新型GRカローラが目撃される。ここ最近、日本製スポーツカーによる事故や盗難被害が多い気がするな…

納車されて間もない日産の新型フェアレディZ(RZ34)やホンダ新型シビックタイプR(FL5)に事故被害

先程のトヨタ新型GRカローラだけでなく、日本製スポーツカーの事故(しかもオーナー本人ではない別の人物による誤操作)や被害が相次いでいて、直近の出来事だと、カナダにてユーザーに納車されたばかりのビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)が、納車後僅か3日で事故・大破しました。

事故したドライバーは、オーナー本人ではなく知人で、しかも走行距離は僅か16kmしか走られていない新品。

画像でもお分かりの通り、この日は少し雪がチラついていて、路面も少し凍結してスリップしやすい状況でありながらも、新型フェアレディZはサマータイヤを装着したままで、おまけにTRC(トラクションコントロール)もOFFにしたまま走行していたそうです。


ヤード入りした納車前のフェアレディZが代理店スタッフの誤操作で事故

そしてこちらは、納車される前の新型フェアレディZが事故で損傷した画像。

どうやらアメリカからプエルトリコのヤードへと持ち込まれた個体とのことですが、この映像を公開したRubert氏によると、「ディーラー所有の車両を別のディーラー(代理店?)スタッフが事故で破壊した」とのこと。

ちょっとややこしい話ではありますが、一つ言えることとして、このモデルはディーラーの展示車両ではなくユーザー車両であり、これから顧客のもとに納車される前の準備段階で、ディーラースタッフが何かしらの理由で事故してしまい、車内のエアバッグも展開するほどの強い衝撃だったことが伺えます(ポップアップフードも上がり、ボンネットが開いていることも確認できる)。

何れにしても、納車待ちのユーザーの車両を事故で傷つけてしまったことはギルティですし、ただでさえ長納期で入手し辛いモデルですから、このあとの修理もしくはもう一台新たに輸入するとなると相当な期間を要するのではないかと思います。

アメリカ海兵隊員がシビックタイプR(FL5)を盗み、その後事故して乗り捨てするも逮捕されず

そして最後は、2022年12月に山口県岩国市にて起きたホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)の盗難並びに事故による乗り捨ての被害。

犯人はアメリカ軍岩国基地の海兵隊員であることが判明していますが、「日米地位協定」により日本警察が捜査に踏み切れないという問題が、今回の一番の障壁になっています。

既に日本国内だけでなく、海外でも大々的に報道されていますが、被害者側の実名や顔が公開される一方で、加害者側の顔や実名が報道されない点についても大きく批判されていますね。

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Reference:CARSCOOPS