KINTO専売&異彩を放つ17インチホイールを装着したフルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスの実車を見てきた!お客さんの評価は思ってた以上に辛口だった件
(続き)トヨタ新型プリウス1.8L HEV Uグレードの内装もチェックしていこう

続いて、トヨタ新型プリウス1.8L HEV Uグレードの内装も見ていきましょう。
グレードによって、内ドアハンドルがメッキ調加飾ではなくシンプルなブラック樹脂タイプなのは、他のモデル同様。

こちらは7インチ液晶メーターとステアリングホイール。
bZ4Xのメーターデザインを受け継ぎながらも、異径タイプのヨーク型ステアリングを想定したデザインだからなのか、ステアリングの上部によってメーターデザインが隠れてしまうため実用性としては微妙。
実車を見て車内に乗り込んでいたお客さんからは「うわっ、見づらい!」「メーターも奥にあって確認し辛い」など、これまた辛口。

センターシフトは至ってシンプルなエレクトロマチックタイプで、物理スイッチ系は基本的にハードプラスチックで使い勝手は良さそう。

ディスプレイオーディオは8インチタイプ。
デザイン性や空力、燃費を重視すると車内の快適性を犠牲にするのは致し方ない

後席はかなり狭く、足もとのスペースもほぼほぼ確保されていない状態で、実際に後席に座っていたお客さんも「これ大人が乗ったら大変だわ」「緊急用や荷物載せスペースぐらいで考えた方が良いかもね」。
どうしてもスポーティでクーペルックなスタイリングを重視してしまうと、その分実用性や快適性が犠牲になってしまうため、後席が狭くなってしまうのはトヨタも覚悟の上だと思いますし、この点もハイブリッドシステムの燃費を向上させるための対策の一つだったのかもしれません。

以上が新型プリウスのKINTO専売グレードとなる1.8L HEV Uグレードですが、注目度が高い一方でユーザーからの評価は想像以上に辛口。
とはいえ、KINTO専売グレードでも納期は半年以上とのことですから、高く評価しているユーザーも多いのではないかと思います。


