これ日本向けの一部改良版でもあり得る?(2024年)中国版トヨタ新型カローラクロスの内外装デザインが公開!ナビはワイドな10.25インチで、フロントグリルは新型ハリアー風?

このデザインで日本市場向けとして販売されても売れる気がする

2022年12月30日、中国にて開催された広州モーターショーに、広州汽車集団とトヨタの合弁企業である広汽トヨタが、モデリスタ風のエアロパーツを装着した中国版カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)こと、一部改良版・新型フロントランダー(GAC Toyota New Front Lander HEV、中国表記:锋兰达混动版)のプロトタイプを世界初公開しました。

そして今回、市販モデルが正式に公開されたわけですが、もしかすると2023年秋頃に発表・発売が予定されている日本市場向けの一部改良版・新型カローラクロスとの何らかの繋がりがあるかもしれません。

早速、新型フロントランダーの内外装デザインをチェックしていきましょう。


キーンルックグリルを刷新してより躍動感を得た新型フロントランダー

こちらが今回公開された、中国版・新型カローラクロスことフロントランダー。

広州モーターショーにて公開されたモデルと同じフロントマスクで、大口タイプのキーンルックグリルをベースにしつつ、金属調塗装のグリルフレームをアップデートすることにより、躍動感のある顔つきに。

ヘッドライト意匠は特に変更なく、水平基調のLEDデイタイムランニングライトや四眼タイプのポジションランプ&シーケンシャルLEDウィンカー、そしてBi-Beam LEDヘッドライトを装備。

フロントグリルも、ドット柄のパターンではなく、新型ハリアー(New Harrier)やカムリ(Camry)と同じ水平基調風のハイグロスブラック塗装に仕上げるなど、細部の手直しが多め。

おまけに本モデルの名称がカローラ群ではないため、フロントエンドのエンブレムも”Corolla”ではなく、トヨタのCIマークエンブレムというのもポイントで、こうして見るとCIマークエンブレムもマッチしています。

日本市場向け新型カローラクロスと見比べてみると…?

ちなみにこちらが、日本市場向けの現行カローラクロス。

既にガソリンモデル/ハイブリッドモデルともに受注一旦停止中で、2023年秋頃の一部改良に向けて生産調整が行われています。

こうして見比べてみると、日本市場向けのドット柄も個性がありますし、金属調塗装のグリルフレームも立体感も演出されています。

上の画像は、パノラマルーフを装着したモデルになるため、2トーンカラー風にも見えますが、フロントランダーと大きく異なるのは、ピラー周りとサイドミラーキャップのブラックアクセント。

やはり2トーンカラーの引き締まったエクステリアはカッコいいですね。

まさかエアロ風のオリジナルパーツも設定されるとは…

この角度から見ると、フロントグリルパターンの影響もあって”よりハリアー”風に見えますし、見慣れてくると「結構カッコいいじゃん」と思えてきます。

フロント・リヤの無塗装ブラックにて仕上げられたフェンダーモールや、18インチのデュアルトーンアルミホイールなどは変わらないものの、エアロパーツ風のフロントスポイラーやサイドスカート、リヤロアスポイラーなどが装備されるのは魅力的。

しかも日本仕様では採用されていないホワイト×ブラックルーフの2トーンカラーの設定があるのもグッドですね。

トランクスペースも438L確保されているので、後席シートを前方に倒せば長尺の荷物も積載可能に。

2ページ目:新型フロントランダーのインテリアもかなり魅力的にアップデート?