フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンが納車されて9か月が経過!助手席辺りから「カチッ!」と異音…そしてパワーウィンドウが開かなくなる不具合が発生していた

走行距離ももうすぐ6,000kmで、順調に距離も伸ばしていたのだが…?

2022年6月に私に納車されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴンe:HEVスパーダプレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)。

気が付けばこのクルマも納車されて9か月が経過し、走行距離も6,000km近くまで来ました。

親しみと原点回帰を狙う懐かしきエクステリアデザインが好みで、内装の作りや雰囲気、水平基調を特徴としたコックピットはもちろんのこと、随所にあしらわれるスエード調トリムによる独自の質感を演出するなど、こういったところは競合モデルのトヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)に上手く差を付けているところだと思います。

しかしながら、そんな私の新型ステップワゴンにも複数の不具合が出ており、ホンダディーラーにて入院が必要になったわけですが、どうやら在庫が不足していて部品交換ができない状態になっています。


不具合箇所は助手席シートレール付近と後席パワーウィンドウ

私の新型ステップワゴンで不具合が起きているのは大きく2か所で、助手席シートレールと後席のサイドウィンドウ。

具体的に見ていくと、助手席シートレールとシートのアタッチメント(?)部分が上手く固定されていないのか、走行中にシートがほんの僅かながらに前後にスライドするというもの。

その影響により、走行中にシートレールとシートのアタッチメント(?)部分が接触して「カチっ!カチッ!」と異音が発生。

実際にホンダディーラーの担当スタッフや整備士の方にも同乗していただき、異音を確認し、シートレールを新品に交換する流れになっているわけですが、ディーラー曰く「シートレールの調達に時間がかかる」とのことで、しばらくは交換できないままになるそうです(具体的にいつ頃部品が入って来るかも不明)。

パワーウィンドウは甲高いモーター音のみが聞こえるだけ

そしてもう一つが、後席のサイドウィンドウ(パワーウィンドウ)が開かないという不具合。

具体的には左(助手席)側後席のスライドドアのウィンドウが開かないというもので、ウィンドウレバーを上げ下げしても全く動かず「キーン」という甲高いモーター音が聞こえるのみ(マイコンの”カチッ”という音は聞こえない)。

ホンダディーラー曰く、モーターを交換する必要があるとのことですが、できればシートレールの交換と併せて作業して頂いた方がスマートになると思われるので、とりあえず両方の部品が調達できてからディーラー入庫する予定です。

そろそろナビの自車位置ズレも改善してほしい

納車されてからは、これといった不具合や不満に感じるポイントの少なかったステップワゴンですが、今回の不具合は個体差によるものだと考えられ、部品交換後に不具合のあった箇所についてはメーカーに報告するとのことで、詳細が明らかになれば当ブログでも情報共有したいところ。

今のところ、助手席シートレール辺りから異音が発生したり、後席パワーウィンドウが開かなくなるといった例は全国でも起きていないそうです。

あと、前回ブログでもお伝えした通り、ギャザズ製ナビゲーションの自車位置が、実際に走行している場所と全く違うところを走っている(位置ズレ)という報告が多いとのことで、この点は他のモデルも含めて中々改善されていないところ。

前回のブログでもお伝えの通り、別に所有する新型シビックタイプR(New Civic Type R, FL5)にてワインディングを走っていたところ、実際に走行している場所とナビゲーションの現在位置が合っておらず、ナビがガードレールを突き破って海に突っ込んだという心臓に悪い不具合が起きたため、ステップワゴンでも同じようなことはおきほしくないところです。

以前私が所有していたヴェゼル(New Vezel)でも自車位置がズレるという不具合がありましたし、もしかすると同じHonda CONNECTディスプレイを採用する新型ZR-Vでも同様のことが起きるかもしれませんね。

2ページ目:新型ステップワゴンのアダプティブクルーズコントロール(ACC)は、競合のトヨタ・ノア/ヴォクシーに比べるとどうだ?