フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウス 2.0L HEVの下道での実燃費はどれぐらい?下りメインだと「36km/L」以上、70km以上の中距離移動だと「26km/L」以上

(続き)トヨタ新型プリウス 2.0L HEV Z[2WD]の実燃費をチェックしていこう

引き続き、様々なシーンにおいてのトヨタ新型プリウス 2.0L HEV Z[2WD]の実燃費をチェックしていきましょう。

郊外メインで走らせての実燃費は?

続いては街中から外れての郊外メインで走らせての実燃費を見ていきましょう。

【郊外メインでの新型プリウスの実燃費一覧】

[区間①]
走行距離:14km
運転時間:27分
平均速度:30.9km/h
平均燃費:18.9km/L

[区間②]
走行距離:13km
運転時間:25分
平均速度:30.6km/h
平均燃費:36.5km/L

[区間③]
走行距離:22km
運転時間:41分
平均速度:32.4km/h
平均燃費:26.7km/L

天気は晴れ、朝一でのエンジン始動&走行になるため、外気温は8度~10度と少し低めですが、エアコンやシートヒーターなどは活用していません。

まず区間①の走行距離14kmに対し、平均燃費18.9km/Lと低めですが、これは朝一のエンジン始動に加え、序盤は平坦な道の走行、後半上りメインのワインディングになったためだと予想されます。

その後、区間②の走行距離13kmでは下りメイン&外気温が16度まで上がったことが影響してなのか、36.5km/Lと中々に強烈な低燃費を記録。

特に序盤の下りは、アクセルをほとんど踏まずに”B”レンジにした状態で回生ブレーキでバッテリーを回復しながら下っていったためだと考えられ、その後の平坦な道ではバッテリーを効率よく活用したことで、EV走行比率が上がり低燃費に繋がったのだと予想されます。

参考までに、新型プリウス2.0L HEV Z[2WD]の郊外モード燃費は31.1km/Lですが、郊外メインでの実燃費は49km走らせて25.6km/Lと、カタログ値との差は大きいものの、2.0L HEVモデルでおまけに19インチタイヤアルミホイール装着、そしてスポーティな見た目でありながら、これだけの性能であれば十分だと思っています。


下道のみ&中距離70km以上走らせての実燃費は?

最後は、下道オンリーで70km以上の中距離を走らせての実燃費を見ていきましょう。

【中距離移動メインでの新型プリウスの実燃費一覧】

[区間]
走行距離:73km
運転時間:1時間29分
平均速度:49.3km/h
平均燃費:26.1km/L

天気は晴れ、夜間でのエンジン始動&走行になるため、外気温は10度~11度と少し低めですが、この条件でもエアコンやシートヒーターなどは活用していません。

区間走行距離73kmに対し、平均燃費26.1km/Lとなっていますが、基本的にアップダウンのあるワインディングをメインに走らせたため、おそらく上りは20km/Lを切っているのではないかと思いますが、反対に下りは傾斜もきつくほとんどアクセルを踏まなくても速度が出ているので、できるだけ回生ブレーキと”B”レンジを活用することに。

車通りも少なく、ほとんどストップ&ゴーが無かったこともあって、ここまでの低燃費になったのだと思いますが、楽しく走りながらでもここまでの燃費を実現できるのは中々に魅力的ではないかと思います(とにかく燃料目盛りが減らない)。

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