フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスが納車されて1か月が経過!約800kmほど走らせての本音は?「デザインを優先」して正解だった?

トヨタ新型プリウスのAピラーを寝かせことで国産スポーツカーよりも滑らかに

続いて、トヨタ新型プリウスのデザインを優先したことによる是非について。

プリウスを1か月乗り続けての印象としては、デザイン全振り(優先)にしたことで、スポーツカーのようなスタイリングはもちろんのこと、Aピラーをかなり寝かせて全高を先代比-40mm低くしたことによる弊害はあるものの、それでも見た目で「カッコいい」と思わせてくれたという貢献度は非常に大きいのではないかと思います。

ただ前回のブログでもお伝えの通り、Aピラーを寝かせたことで、国産スポーツカーのホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)や日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)に比べると、運転席からの見晴らしはプリウスの方が宜しくないため、この点はデザイン優先による弊害だと考えています。

スポーツカーにも様々なスタイリングが存在するため、必ずしも滑らかな流麗形が一番とは言わないものの、ロングノーズ・ショートデッキスタイルのフェアレディZ(RZ34)のサイドビューと比較しても、フロントボンネットからAピラー、そしてルーフからリヤハッチにかけてのラインはプリウスの方が滑らか。

こちらは伸びやかなクーペ&ハッチバックのホンダ新型シビックタイプR(FL5)のサイドビュー。

フロントボンネットからAピラーにかけての立ち上がりはフェアレディZ(RZ34)に近いものがあり、やはりプリウスの方が滑らかでシームレス。


プリウス/フェアレディZ(RZ34)/シビックタイプR(FL5)全て19インチホイールを装着

ちなみに、これら3車種の足もとに装着しているホイールは全て19インチと共通ですが、ホイールの材質やタイヤ銘柄(タイヤの性能)、タイヤサイズ(太さや扁平率)は大きく異なるものの、見た目のインパクトとしてはフェアレディZ(RZ34)やシビックタイプR(FL5)に負けないですし、プリウスに19インチタイヤホイールを履かる意味としては、こうした現代のスポーツカーのような見た目にしたかったのかもしれません。

◇プリウス:19インチアルミホイール/タイヤ銘柄・ブリヂストン製エコピア(195/50R 19インチ)

◇フェアレディZ(RZ34):19インチ鍛造アルミホイール/タイヤ銘柄・ブリヂストン製ポテンザS007(フロント255/40R19インチ、リヤ275/35R19インチ)

◇シビックタイプR(FL5):19インチ鋳造ホイール/タイヤ銘柄・ミシュラン製パイロットスポーツ4S(265/30R19インチ)

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