フェラーリ新型ローマスパイダーが世界初公開!ソフトトップルーフを採用することでポルトフィーノと差別化…優雅でオープンなエントリーGTモデルに

(続き)フェラーリ新型ローマスパイダーの内外装デザインとスペックを見ていこう

あとはフェラーリ・ローマの特徴ともいえるシャープで切れ長なLEDヘッドライトやフラッシュマウントドアハンドル、ボディ同色のインテグレーテッドメッシュグリル、ミニマルなリヤテールランプ、リヤディフューザー、両サイド2本出しとなるクワッドエキゾーストシステムをインストール。

ボディカラーと同色のインテグレーテッドグリルは、ローマに限らずホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)など、近年の新型車にも採用されるトレンドの一つにもなっています。


新型ローマスパイダーのインテリアを見ていこう

続いて新型ローマスパイダーのインテリアも見ていきましょう。

基本的にはクーペタイプのローマと同じで、デジタルインストルメントクラスターや縦向きタイプの8.4インチインフォテインメントシステムを装備。

8.4インチインフォテイメントシステムでは、ナビゲーション機能の使い勝手を向上させるため、ワイヤレスAndroid AutoとApple CarPlayを搭載。

ディスプレイ関係は、助手席側のグローブボックス上部にある8.8インチパッセンジャーディスプレイが設定され、気候制御やエンターテイメント設定も可能で、レイアウトとしてはやや簡易的ですが、乗客も「コ・ドライバー(別名:ナビゲーター)」になることも。

あと画像では少し分かりづらいですが、フェラーリ曰く「さらに研ぎ澄まされた洗練されたステアリングホイール」を採用しているとのことで、クーペモデルに見られるフラットなものと異なり、ステアリングホイールに取り付けられたイグニッションは、ドライビングエクスペリエンスを高めるために赤のバックライトを備えています。

シートレイアウトは、2列4人乗りではあるものの、後席はほぼエマージェンシーシート扱いか荷物置き用。

オプションにて18way式のフロント電動シートとシートヒーター用ネックウォーマーなどもラインナップされています。

パワートレインについては、排気量3.9L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力620ps/最大トルク760Nmを発揮、トランスミッションは8速DCTのみ、0-100km/hの加速時間は3.4秒、最高時速は320km/hにまで到達します。

ちなみにエンジンは、フラットプレーンクランクと、選択したギアに合わせてトルク伝達を調整する可変ブーストマネージメントテクノロジーを備えていて、オールアルミニウムシャーシのおかげで、クラス最高のパワーウェイトレシオ2.5kg/psを実現しています。

【New Ferrari Roma Spider – Sights And Sounds】

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Reference:CARSCOOPS