【価格は880万円から】日本仕様のレクサス新型RZ450eが2023年3月30日に発表・発売スタート！更に航続可能距離を大幅に伸ばした新型UX300eも同時発売
遂に日本仕様の新型RZ450eが発表・発売スタート！
レクサスのピュアEVクロスオーバー第二弾となる新型RZ450eが、2023年3月30日に発表・発売されました。
レクサスにとってピュアEV拡販の重要な一台になるであろうRZ450eですが、レクサスが掲げる重要トピックスは以下の通り。
◇電動化ビジョン「Lexus Electrified」に基づいたLEXUSならではのドライビング体験を提供
◇新四輪駆動力システム「DIRECT4」の採用など人の感性に寄り添った独自の乗り味をさらに進化
◇機能的本質や動的性能に根差したプロポーションとLEXUSバッテリーEVの独自性を追求したデザイン
◇人間中心の考え方に準じた先進安全技術とおもてなし機能
◇発売を記念した特別仕様車“First Edition”を500台限定で販売開始
基本スペックに関しては、トヨタ新型bZ4X／スバル新型ソルテラ(Subaru New Solterra)がベースになりますが、大きく異なるポイントは、サブスクリプションサービスKINTO(キント)専売ではなく一般販売にも対応していること。
そして、初回限定500台のみとなる特別仕様車First Editionが同時に発売されることも大きなポイントとなっています。
「スピンドルグリルをぶっ壊す」ことを目的とした新デザイン言語のスピンドルボディ
こちらが今回発表された新型RZ450e。
グレード構成としては、version Lと特別仕様車First Editionの実質2グレードのみになります。
トヨタのピュアEV専用・新世代プラットフォームe-TNGAをベースにしつつ、ドライバーの意図に忠実な走りを支え、更にレベルの高い運動性能を引き立てる新四輪駆動力システムDIRECT4を標準装備。
フロントマスクは、レクサスのこれまでのデザイン言語を踏襲しながらも、スピンドルグリルの呪縛から解き放たれるため、「スピンドルグリルをぶっ壊す」とまで言わせるスピンドルボディを採用。
一目みたときの印象としては、すぐにレクサスと分かる特徴的な顔つきで、ピュアEVらしさとグリルレスでブラックにまとめてきたところはレクサスらしいところ。
ボディサイズはレクサス新型RXに比べるとコンパクト
ボディサイズとしては、全長4,805mm×全幅1,895mm×全高1,635mm、ホイールベース2,850mmとのことで、ミドルサイズSUVの新型RXに比べると若干コンパクト。
※RXのボディサイズは、全長4,890mm×全幅1,920mm×全高1,700mm～1,705mm、ホイールベース2,850mm
足もとのタイヤアルミホイールは18インチと20インチの2種類をラインナップしますが、メーカーオプションにて選択可能なのはグッド。
内装は新型NX／RXがベース
内装も非常にシンプルですが、基本的には新型RX／NXからの流用になるため、目新しさは特に無し。
14インチの巨大ディスプレイオーディオのインパクトはありますが、NX／RXで見慣れてくるとちょっと物足りなさがありますね(ディスプレイオーディオのUXがああまりにもポンコツ過ぎる)。
新型RZ450eの基本スペックとしては、総電力71.4kWhのバッテリーパックを搭載することで航続可能距離は494kmとまずまず。
フロントモーター出力は204ps／リヤモーター出力は109psで、フロントモータートルクは266Nm／リヤモータートルクは169Nmを発揮。
特別仕様車RZ450e First Editionは日本限定500台のみ
ちなみにこちらが、初回限定500台のみとなる特別仕様車RZ450e First Edition。
特別仕様車においては、以下の専用装備が設定され(一部メーカーオプション扱い)、スタンダードなversion Lに比べて＋60万円アップするものの、スペシャリティモデルとしては中々魅力的な内容だと思いますし、レクサスとしても、まずは初動の勢いを付けるためにも、IS500 F SPORT Performance First Edition同様に特別仕様車で完売を目指すのだと予想されます。
◇特別仕様車First Edition専用ボディカラー
・イーサーメタリック×ブラックルーフ2トーン
・ソニックカッパー＆ブラックルーフ2トーン
・ソニッククォーツ
・グラファイトブラックガラスフレーク
・イーサーメタリック
・ソニックカッパー◇20インチアルミホイール(特別仕様車専用ブラック塗装)
◇アドバンスドパーク(リモート機能付き)＋パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)
◇デジタルインナーミラー
◇置くだけ充電
◇ドライブレコーダー(前後方)
◇特別仕様車専用オラージュ＆ブラック内装(シート表皮：ウルトラスエード)
◇特別仕様車専用プレート(センターコンソール部)
◇特別仕様車専用印字付合成皮革ステアリングホイール(パドルシフト付)
◇パノラマルーフ(IR-UVカット機能付き／Low-Eコート付)
最後に新型RZ450eのグレード別価格帯を見ていきましょう。
新型RXよりも少し安価になる？と予想していましたが(664万円～900万円)、RZ450eの方が結構思い切った価格設定にしてきましたね。
◇RZ450e version L：[AWD]8,800,000円
◇特別仕様車RZ450e First Edition：[AWD]9,400,000円