電気自動車の思わぬ問題と課題…一部の立体駐車場がピュアEVの車体重量の重さに耐えきれず倒壊する問題が発生→今後は立体駐車場の設計構造を見直す必要有り?

次から次へと出てくる電気自動車の問題により、最悪の場合、差別的な動きも?

おそらくこの「電気自動車の重さによる駐車場などの建物に対する影響」については、民間部門が介入しなければならず、イギリス駐車場協会会長であるRussell Simmons氏と協力することで、オペレーター向けの新しい構造ガイドラインに取り組んでいくことになるとのこと。

ただし保証面については特に何も無しで、多くの駐車場では、そのオーナーがメンテナンスにお金をかけたくないため、何年も放置されているとの実態もありますから、やはり根本的に駐車場の設計構造を見直すという動きもあるかもしれません。

最も不安視しているのは「電気自動車オーナーに対する差別」

メンテナンスが多すぎる場合、オーナーはコンクリート床の耐荷重を2.5kN/m2 から3kN/m2に増やすために数百万ドルを費やす必要も出てくるとのことですし、「そもそも電気自動車が立体駐車場を活用できない」といった差別的な動きに発展しないかも心配に。

これは立体駐車場に限った話ではありませんが、電気自動車の重量問題は、機械式駐車場やリフトでも「重量に対応できない」と度々問題視されていたことも。

「電気自動車=燃える」というイメージも払拭されていない

更に「EV=燃える」というイメージも少なからずあり、以前シボレーのコンパクトEVモデルとなるボルトEV(Chevrolet Volt EV)が、バッテリーに重大な欠陥があるとしてリコールを届け出しています(組立工場の操業を停止するほど)。

この問題については、「ボルトEVをガレージに停めないこと」「ボルトEVの近くに車を停めないこと」と呼びかけ、これまで3度のリコールを届け出ていますが、シボレーとしてはバッテリー本体の交換には着手しておらず、対策はユーザーの手に委ねられるなど、中々解決策が見いだせないままとなっています。


電気自動車で最も重量感のあるモデルは?サイズ感のあるガソリンモデルでどれぐらい?

先程の立体駐車場問題で、ピュアEVモデルの中でも一番問題視されているのがアメリカ製の電気自動車で大型のピックアップトラックやSUVモデル。

これらのモデルがイギリス市場に導入される可能性は低いと思いますが、極端な例にはなってしまうものの新型ハマーEV(New hummer)の車体重量で約4,200kg、フォード新型F-150ライトニングで約3,120kgとかなり重め。

なお参考までに、日本市場ではガソリンタイプでかなり大柄なボディとなるレクサス新型LX600でも2,550kgの車体重量ですし、日本の公道にマッチしているランドクルーザープラドで2,040kg~2,300kgとなっています。

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Reference:CARBUZZ