一体どこまで高騰するんだ…三菱パジェロ・エボリューションホモロゲーション・ラリースペシャルが販売中!「25年ルール」の壁を乗り越え、その価値は日本円で700万円超えに
(続き)アメリカにて販売中の三菱パジェロ・エボリューション・ホモロゲーション・ラリースペシャルの仕様をチェックしていこう
引き続き、三菱パジェロ・エボリューション・ホモロゲーション・ラリースペシャルを見ていきましょう。
今回出品されている個体ですが、ASGマイアミによると25年ルールが解禁した2022年に日本から輸入されたものだそうで、ハンドル位置はもちろん右仕様、トランスミッションは5速MT、そして走行距離は209,000kmと結構走られていて、ボディも一部塗装(サテライトシルバー)にダメージがある状態ではありますが、それでも700万円以上の価値を持つのは驚き。
エンジンスペックは、当時としてはかなり過激
従来型のパジェロに比べて、大きく張り出したホイールアーチを備えた特徴的なボディキットや、四隅すべてに独立したサスペンションが標準装備。
これにより、更にクイックなステアリングシステムを提供し、パワートレインも排気量3.5L V型6気筒エンジンを搭載し、最高出力は当時の自主規制となる280ps/最大トルク348Nmと強烈なスペックを持っていました。
日産スカイラインGT-R R34 VスペックⅡ(Nissan SKYLINE GT-R R34 V-SpecⅡ)でも、排気量2.6L 直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力280ps/最大トルク392Nmを発揮するほどですから、パジェロエボがどれだけハイパフォーマンスなSUVかがわかります。
駆動方式は四輪駆動[4WD]のみ、オフローダーには2速トランスファーケースも採用されています。
基本装備や追加装備などもチェック
この他の装備内容も見ていくと、足もとには16インチアルミホイールが装着され、エクステリアパーツにはスキッドプレートを装備。
内装においては、レカロフロントスポーツシートや、ダッシュボードのメーター クラスター、エアコンを装備。
純正とは異なるカスタムポイントのおいては、フロントバンパーのアフターマーケット用”EVOLUTION”ステッカーやNardiステアリングホイール、Pioneer Carrozzeriaタッチスクリーンを装備しています。
おそらく今後もその価値を高めるであろうパジェロエボですが、一方で日本国内でも盗難被害が増加しないことを祈るばかりです。