えっ、また不具合?フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)の「Bluetoothによる通話が不安定」「アダプティブLEDヘッドライトの調子が微妙?」

(続き)日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)は、走りや乗り心地が高いレベルにあるからこそ勿体ない

電装の不具合が多く感じる一方で、日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)は走りや乗り心地、車内の質感が大幅にアップグレードされたため、トータルの満足度は一気に向上したことは間違いないのですが、だからこそ運転する際、毎回必ず目にするメーター類やナビゲーションディスプレイ、ヘッドアップディスプレイの不具合が大きく目立ってしまうんですね。

メーターのカスタマイズの幅広さやギミック要素なども多いですし、運転を楽しむことのできるポイントの一つでもあるからこそ、ブラックアウトは可能な限り早く対策してほしいところです。


アダプティブLEDヘッドライトは本当に機能している?

続いては、エクストレイルe-POWER(T33)のアダプティブLEDヘッドライトの機能性について。

この機能は、先行車や対向車に照射しないよう、自動的にハイビーム(上向き)の照射範囲を切り替えるというもので、約25km/h以上で走行中、ヘッドランプが点灯しているときに切り替えを行い、約15km/h以下になるとロービーム(下向き)に切り替わります。

アダプティブLEDヘッドライトは、上位グレードGのみメーカーオプションとして準備されていて、電動パノラミックガラスルーフやルーフレール、BOSEサラウンドシステム含めたセットオプション(308,000円税込)なので、金額としては中々にお高め。

そんなアダプティブLEDヘッドライトですが、夜間に対向車線から車が来たときに、頻繁的にパッシングやクラクションを鳴らされることが多いんですね。

「あれ、もしかしてフルハイビームになってる?」と思い、メーター情報を見ていくと、アダプティブの”A”マークが付いていますし、水色のハイビームも付いているのですが、SUV特有のヘッドライト位置が高いからなのかは不明なのですが、やたらとパッシングされることが多いので、おそらく対向車側からすると「エクストレイルのヘッドライトが眩しい」と感じているのかもしれません。

こちらは悪意を持ってハイビームにしているわけではなく、しかし相手の勘違いで不快な思いをさせてしまうのは申し訳ないところ。

アダプティブハイビームの検証も中々難しいところですし、既に日産ディーラーには事前に相談済みなので、次回納車後6か月点検の際に正常に動作しているかどうかチェックしていただく予定です。

日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)関連記事