トヨタ次期ランクルプラドのレクサス版となる新型GXと、グランドハイランダーのレクサス版・新型TXのティーザー画像が一挙に公開!GXはランクル300/LX600同様に長納期化しそうだ
2023年のレクサスは新車発表ラッシュが止まらない
2023年6月8日に世界初公開予定となっている、レクサスのフルモデルチェンジ版・新型GXと、新世代3列シートSUVとなる新型TX。
レクサスといえば、2023年4月にトヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD)/ヴェルファイア(New Vellfire)をベースにした新型LM350h/LM500hを発表し、更にはヤリスクロス(New Yaris Cross)をベースにした、ヒエラルキーを超えた新型LBXを発表したばかり。
何れも日本市場にて2023年秋以降に発表・発売予定のモデルとなりますが、今回新たに新型GX/TXのティーザー画像が公開され、それぞれの顔つきがほぼ明確になりました。
同じ3列シートSUVでも、ここまで顔つきと方向性が異なるのは珍しい
こちらが今回、レクサスUSAより一挙に公開された新型GX(左)と新型TX(右)。
左側のGXは、トヨタからも2023年冬以降に発表・発売予定と云われている3列シートSUVのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザープラド(厳密にはランクル250?)のレクサス版。
そして右側のTXは、トヨタUSAより発表された3列シートSUVの新型グランドハイランダー(Toyota New Grand Highlander)をベースにしたレクサス版と云われています。
こうして見比べてみると、同じレクサスブランドでも全く顔つきとキャラクターが異なりますし、GXはオフロード志向強めの武骨デザイン、TXは都会派チックな落ち着きと先進性を持たせたデザインであることが確認できますね。
新型GXはほぼリークレベルのティーザー画像
改めてGXのティーザー画像を見ていきましょう。
おそらくこれが最後のティーザー画像になるかと思われますが、ほぼ丸見えのリークレベル。
しかもボディカラーもかなり珍しいカーキ風で、マツダのジルコンサンドメタリックっぽいアクティブな色合いにも見えますね(Aピラーやルーフもブラックっぽく見えるので2トーンカラーになる?)。
そしてフロントグリルにおいても、レクサス伝統のスピンドルグリルを採用しつつ、グリルアンダー部分にはスキッドプレートのようなものが設けられることで武骨さとオフロードさを演出。
もう少し間近で見てみるとこんな感じ。
見れば見る程に武骨さが強調され、スクエア型のサイドミラーやボディカラーの雰囲気も現行のランドクルーザー70を彷彿とさせるものがありますね。
ちなみにこちらは、オーストラリア市場向けとして販売されていたランドクルーザー70ですが(厳密には2023年6月時点で受注停止中)、日本市場でも2023年秋頃より再再販売予定となっています。
新型GXもランクル300やLX600同様に長納期モデルになるかもしれない?
本モデルについては、アメリカだけでなく日本市場でも発表・発売予定ですから、おそらくは新型ランドクルーザー300/LX600のように多くの先行受注が入ると予想されますし、それこそまた納期4年以上とかとんでもないことになりそう(その一方で転売・輸出を禁止とした誓約書も…?)。
なおGXに関する具体的な情報は未だ公開されていませんが、海外カーメディアや国内自動車情報誌ベストカーさんの報道によれば、プラットフォームはランクル300/LX600と同じラダーフレーム構造をベースとしたTNGA-Fが採用され、パワートレインも排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンが搭載される?との噂も。
既にGX550の商標出願が完了しているため、LX600よりも少しパワーを抑えた弟分として登場することが期待されています。