フルモデルチェンジ版・スバル新型フォレスターには、トヨタRAV4/ハリアーと同じハイブリッド(HEV)システムを搭載?なおスバル公式が「HEVの発売時期は2025年」と発表
(続き)スバル新型フォレスターは発表直後から、SNSや海外掲示板での批判が凄い
ちなみにこのスバル新型フォレスター、海外SNSや大手海外掲示板サイトRedditでは、「フロントマスクが旧世代のフォード・エクスプローラーに酷似している」「ヘッドライト周りがトヨタRAV4のパクリ」「ホンダ・パスポートやリッジラインに似ているのでは?」など、とにかく「他社のデザイン要素をパクっている」ことを意味するようなコメントが多く見られます。
なかには「トヨタRAV4のOEMモデルみたい…だからトヨタ製ハイブリッドを搭載するのでは?」といった無理やりなコメントも見られましたが、スバルの新車・新型車が発表直後から酷評されるのはもはや定番。
WRXも発表直後はとにかく批判だらけだったが
っというのも、スバルが既に発表・発売している新型WRX(日本名:WRX S4)も、スポーツセダンであるにも関わらず「なぜフロント・リヤフェンダーに無塗装ブラックの樹脂フェンダーがあるんだ」「スバルはWRXの伝統と良さを破壊した」など、散々な言われようでした。
しかし、本モデルが発売されて1年以上が経過してからは、特に酷評されるようなこともなくなりましたし、それだけ多くのユーザーがWRXのデザインを受け入れるようになっているのだと考えられます。
これだけ批判が多いということは、それだけ多くのユーザーが注目し、興味を示していることの表れ
それにしても…スバル公式が新型フォレスターを発表し、更にスバル公式インスタグラムでも様々な角度から撮影したフォレスターの画像を投稿していますが、それに対してユーザーからのネガティブなコメントが非常に多く見られ、そのほとんどが「フォレスターの外観」に対しての否定。
その中でも圧倒的に多く引き合いに出されているのがフォード・エクスプローラーで、フロントエンブレムのブルー背景まで似ていることも指摘されるなど、その内容はまさに言いたい放題。
既に海外カーメディアCARSCOOPSでも取り上げられていますが、フォレスターに対するネガティブコメントは以下の通り。
・スバルのデザインチームは、今すぐ新しいものに変えるべきだ
・旧世代のフォード・エクスプローラーのパクリじゃないの?
・昔のスバルはもっとカッコ良かったのに、今のスバルに何が起きているんだ?
・スバルは自分の会社を潰そうとしているのか?
・我々が知っている愚直で真面目なスバルは、どこかに行ってしまったようだ
ただ、こうした批判的なコメントは、別の見方をすれば「それだけユーザーが注目している」ことの表れだと考えていて、どうしても初物や新型車は「見慣れない」からこそ否定されるのだと思いますし、しかしその見慣れないデザインだからこそユーザーの脳裏に焼き付き、刺激を与えることに繋がっているのだと考えられます。
批判からスタートするも、結果的に大成功を収めたのはトヨタ新型ヴォクシー
その筆頭に、トヨタ新型ヴォクシー(Toyota New Voxy, 90系)が挙げられますが、このモデルも発表された当初は「プレデターみたいで気持ち悪い」「こんなの売れるわけない」と散々言われ続けてきましたが、発売から1年10か月以上経過しての新車販売・登録台数は13.4万台で、兄弟車種のノア(New Noah)も含めると約27.6万台と驚異的な数字を記録しています。
そう考えると、デザインの容認可否はあくまでも一過性のものだと思いますし、フォレスターのようにアメリカ市場からの強い支持を受けるモデルともなると、発売時期を迎えるであろう2024年春頃には「あのときの批判的なコメントは何だったんだ…」と忘れるほどに多くの受注を獲得しているのかもしれません。
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Reference:CARBUZZ