こんなことがあった。トヨタ新型アルファードの納車後1か月点検へ→「バッテリー上がりは転売対策」とSNSで話題となり、ディーラーと顧客が揉める事態に?

2024-03-10

(続き)ガソリンモデル×寒冷地仕様だとバッテリー上がりは大丈夫?→2日放置しただけバッテリー上がったのだが…

引き続き、今回のSNSでの投稿内容を見直してみると、「ガソリン車は寒冷地仕様にすればバッテリーも大きくなるので、不安な方は寒冷地仕様にするのがマストですね。(HEVは無意味)」と記載されていますが、残念ながら私が所有する新型ランドクルーザー300・ガソリンZX[4WD]は、寒冷地仕様付のフルオプションですが、僅か2日放置しただけでバッテリー上がりに。

ただ、私が所有しているランドクルーザー300は、社外セキュリティも装着している関係で、非装着時よりもバッテリーの消費が激しい可能性もありますし、季節柄外気温も低いこともあって、よりバッテリーに負担をかけるような条件だった可能性も無きにしも非ず(何れにしてもバッテリー上がりの原因は不明)。

そう考えると、ハイブリッドモデルやガソリンモデルという問題ではなく、もっと別の問題があると思うんですね。


最近の新車・新型車は、OTAによる頻繁的な通信や暗電流が大きい

他にも、私が所有している新型プリウス(New Prius, 60系)2.0L HEV Z[2WD]もバッテリー上がりを起こしてしまいましたが、こちらもディーラーにて諸々調査していただいた結果、インターネット経由で自動車のソフトウエアを更新するOTA(Over The Air)技術による頻繁的な通信に加え、インフォテイメント系やコンピューター、更にはドライブレコーダー等による待機電流(もしくは暗電流)が大きいことが起因してバッテリー上がりが起きたのではないか?とのこと。

ただ、これらはあくまでも販売店での調査と見解になるため、実際にメーカーが調査したわけではないことから、また別の理由も考えられる?かもしれないのですが、少なからずこれらの理由に加えて、バッテリー上がり後のエラー表示が「販売店でないと消せない」ということは無く、バッテリー復旧してから消えることもありますので、この点は一概に言い切れない所。

実際のところ、私のプリウスでも同様のことが起きていて、バッテリー復旧前の電圧が1.4Vとほぼほぼ空の状態で、そこからバッテリー復旧してもエラーメッセージは中々消えなかったものの、しばらくエンジンをかけて待機していると、必要な電圧値まで復活したのか、エラーメッセージが消えたため「バッテリー上がり=必ずディーラーに行かなければならない」というわけではないので、この点は注意してほしいところ。

結局「バッテリー上がり」と「転売対策」はどのようにしたらつながるのか?

そしてもう一つ、今回の一番の趣旨といえる「転売対策」ですが、どのようにリンクさせたら「転売対策」というキーワードに行きつくのか?は難しいところ(単純に私の理解力が無いだけかもしれない…)

更にいうなれば、「HEVの評価は下がっていくと思います」という記載があることを考えると、投稿内容にあるバッテリーが「12Vバッテリー(補器バッテリー)」と「ハイブリッド(HEV)バッテリー」が混同している?のかもしれないですし、結果的にどのように結論付けたいのかは不明ながらも、だからといって転売対策にどのようにつながるかは、この投稿内容だけでは何とも判断が難しいところ。

販売店側も「今回の投稿の具体的根拠がないために、お客様が不安になり問い合わせが増えている」といった話を聞くと、良からぬ形で情報が拡散され、メーカー広報部にも問合せが届いているのであれば、これはこれでまたややこしい話になってしまうかもしれませんね。

【追記】改めて「バッテリーが上がりやすい」ことと「転売対策」のつながりがよくわからない

販売店でも話題になっているこの投稿内容ですが、その後新たにリポストされていたので共有させていただきます。

改めて投稿内容を見ても、「バッテリー上がり=転売対策」をリンクさせることは難しいようにも感じられますね。

不安に思わせたならすみません。

私としては以前よりもバッテリーが上がりやすくなっていることを伝えたかっただけなんです。

それが誤解を生み、ディーラーの方にまでご迷惑をかけてしまってると聞いて正直驚いています。

この件に関しては、背景情報が追加されてますのでご確認ください。

via:X(旧Twitter)

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