日産V37スカイライン/フーガ/シーマ等に3万台超えの大量リコール!更にアウディe-tron GTは火災の恐れ、三菱の新型ミニキャブMiEVは安全装備の不具合

(続き)衝突被害軽減ブレーキシステムに関する不具合

続いて、三菱の新型ミニキャブMiEVと日産クリッパーの2車種・計754台にリコール。

不具合内容としては、衝突被害軽減ブレーキシステム(以下、FCM)において、フロントレーダーECUの制御プログラムが不適切なため、炎天下の駐車等でフロントカメラの温度上昇によりFCMが一時的に停止した場合、FCM停止状態を示す「FCM OFF表示灯」の点灯および「FCM作動表示灯」の点滅が、共に数秒で消灯するとのこと。

そのため、「FCM OFF表示灯」が継続して点灯しないことにより、保安基準第12条(制動装置の基準)に適合しないとしてリコールを届け出ています。


対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、社内からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[三菱ミニキャブMiEV]
・ZAB-U69V/U69V-0000206~U69V-0001119/令和5年12月26日~令和6年3月12日/681台

[日産クリッパー]
・ZAB-U79V/U79V-0000201~U79V-0000336/令和6年2月2日~令和6年3月13日/73台

改善措置としては、全車両、フロントレーダーECUの制御プログラムを対策仕様に書き替えるリコール作業を実施するとのことです。

自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?

今回のリコールについて、自身が所有している車が不具合等の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「三菱のリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。

1ページ目:日産フーガやシーマ、V37スカイラインなどが走行不能の恐れがあるとして大規模リコール!

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Reference:国土交通省①