遂に三菱の新型パジェロが復活か!北米で「モンテロ」の商標が出願…元カノの報復により内装が切り裂かれたトヨタ新型GRカローラが競売に登場
いよいよ三菱が2030年までに発売するであろう新車・新型車の商標を出願か?
三菱のアメリカ法人は先日、2030年までの製品計画となるMomentum 2030を公開し、全7車種の新車・新型車に関するティーザー画像を公開し話題を集めました。
その中には、新世代ミニバンとなるデリカD:6と思わしきシルエットや、次期アウトランダー(New Outlander)と思わしきSUVも確認できます。
こうしたなか、フルモデルチェンジ版・新型パジェロ(New Pajero)のスクープ記事に加え、アメリカ向けにランサースポーツバック(New Lancer Sportback)の商標を出願していましたが、また新たな商標が出願されています。
その名は「モンテロ(Montero)」、つまりはパジェロの復活!
こちらが今回、米国特許商標庁(USPTO)が商標出願した「MONTERO(モンテロ)」。
この名称は、2006年以来アメリカでは使用されていませんでしたが、商標には「自動車」とその他数十の用途が指定されているため、アメリカにて今後発売されるであろう三菱車には、「モンテロ」の名称が付けられる可能性もあります。
ただその一方で、各自動車メーカーが旧世代のモデルに使用されていた車名を再び商標出願する目的としては、いくつかの理由があります。
その理由としては2つが考えられ、1つは「三菱の重要なヘリテージのうちのひとつである、モンテロを他社に使用されたくない」ということと、2つ目は「モンテロを実際に発売する予定がある」ということ。
ちなみに、「モンテロ」の別名はパジェロ/ショーグンのことを指しますが、先ほどの通り、国内カーメディアの日刊自動車新聞・電子版にて、2026年度(2027年3月末まで)にもパジェロが復活し、しかもラダーフレーム構造を採用したオフロードSUVとして登場すると報じました。
このラダーフレーム構造については、既に販売終了しているパジェロのプラットフォームとは異なり、新型トライトン(New Triton)やパジェロスポーツ(New Pajero Sport)に使用されるラダーフレームがベースになると言われています。
もし本当に復活すればムネアツですが、三菱USAが以前公開したMomentum 2030の7車種の中に含まれている可能性も高いですし、トヨタ・ランドクルーザー(Toyota New Land Crusier)と共に日本ブランドのオフロードSUVを盛り上げてほしいところ。
「ランサースポーツバック」も商標出願されたが、こちらはピュアEVになる可能性も?
そしてもう一つ注目したいのが、以前三菱USAが商標出願した「LANCER SPORTBACK(ランサースポーツバック)」。
当初は米国特許商標庁(USPTO)に拒否され、現在控訴中とのことですが、ランサースポーツバックは、2010年にアメリカにて導入されたランサーの5ドアバージョン。
この商標控訴は2024年3月に提出され、「自動車およびその構造部品」への使用を規定しています。
「ランサースポーツバック」の商標出願は特に興味深いものがあり、三菱が日産と提携して、次世代リーフの三菱版を含むいくつかの新しいハイブリッド(HEV)およびピュアEVモデルを、アメリカに導入することが分かっています。
海外カーメディアmotor1.comの報道によると、ランサースポーツバックは(特許が認められれば)三菱版リーフになる可能性があるとのことで、いわゆる次期ランエボⅪとは全く別のモデルになるかもしれませんね。