(2025年)一部改良版・トヨタ新型ランドクルーザー300の価格が2024年11月上旬に判明と報道!同じタイミングでLX600も商品力アップの可能性?
いよいよ国内カーメディアも具体的な改良内容を明らかに
2021年8月に発表・発売されて、もうすぐ3年が経過しようとしているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)。
今回、本モデルに関する一部改良(もしくはマイナーチェンジ?)の内容が、国内カーメディアの報道により明らかになっています。
国内自動車情報誌ベストカーさんの報道によると、事前情報通り、2025年モデルの発表・発売時期が2024年12月頃を予定していて、グレード別価格帯は同年11月上旬頃より判明する、と報道しています。
具体的に、どういった改良・変更が入るのかチェックしていきましょう。
未納ユーザーのことを考慮し、内外装デザインの変更は特に無し
ベストカーさんの報道によると、今回の改良版ランクル300は、未だ納車されていない予約組ユーザーのことを考慮し、内外装デザインの変更や、グレード構成とボディカラーの見直しは特に無いとのこと。
ただその一方で、法規対応における安全装備の向上や、サイバーセキュリティの向上、インフォテイメントシステムの一部変更などが行われる可能性があるとのことで、未納ユーザーにとっては「一部改悪」と捉えられるポイントもあるかもしれません。
早速ベストカーさんが報じる、改良版ランクル300の改良・変更ポイントを見ていきましょう。
【(2025年)新型ランドクルーザー300の改良・変更内容一覧(ベストカー予想)】
□T-Connectナビ装着車のCD/DVDデッキを廃止(マイクロSDスロットのみ残る模様)
□HDMI端子を標準装備
□予防安全装備Toyota Safety Sense 3.0へとアップデート
・プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼夜]・自動二輪車[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
・緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)
・フロントクロストラフィックアラート[FCTA]
・レーンチェンジアシスト[LCA]
・レーントレーシングアシスト[LTA]
・レーンディパーチャーアラート[LDA]
・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
・アダプティブハイビームシステム[AHS]
・オートマチックハイビーム[AHB]
・ロードサインアシスト[RSA]
・ドライバー異常時対応システム
・プロアクティブドライビングアシスト[PDA]
・発進遅れ告知機能[TMN]
・ブラインドスポットモニター[BSM]
・安心降車アシスト[SEA]
・後方車両接近告知
・周辺車両接近時サポート(通報提案機能)
・後方車両への接近警報
・セカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)
・周辺車両接近時サポート(録画機能)□法規対応
・RDE(排ガス)の法規対応
・サイバーセキュリティ対応
・自転車検知への対応□価格情報判明は2024年11月上旬頃を予定
□発売時期は2024年12月で調整中
以上の通りとなります。
ランクル300にフル液晶メーターは違和感でしかない
上記には記載されていませんが、おそらくディスプレイオーディオに搭載されるナビゲーション機能は、OTAアップデートが可能な新世代コネクティッドナビがインストールされるものと予想され、ディスプレイサイズの変更、運転席のメーターがフル液晶に変更されるといったことは無さそう。
これは以前から口酸っぱくお伝えしている通り、ランクル300のように無骨なオフロードモデルの場合、フル液晶メーターでチープなデザインにするよりも、オプティトロンメーターでアナログなデザインを採用した方が、ランクル300というキャラクターにピッタリだと思うんですね(ぶっちゃけアナログメーターの方が高級感があり、コストもかかっている)。
何でもかんでもフル液晶メーター → コストカットと勘違いされてもおかしくはない
ここ最近のトヨタの新車・新型車は、ランクル250やカローラクロス、ハリアーなど含めて何でもかんでも12.3インチフル液晶メーターに変更する傾向がありますし、「コストカット目的にやっている?」と勘違いされても不思議ではないところ(デザインが全く同じですし、その車特有の個性が全く見られない)。
それだけランクル300というモデルは、フラッグシップSUVという立ち位置を守るために替えてはならない領域があると思いますし、同車の個性・特徴を大きく損なう改悪に繋がることだけは避けてほしいですね。