スズキ・アルト/ソリオ/スイフト等「約13.8万台」に大量リコール!更に三菱の新型トライトン/アウトランダーPHEVにも累計「約7万台」のリコール
(続き)三菱アウトランダーPHEVのナビが、保安基準に適合していない恐れ
続いて、三菱アウトランダーPHEVの1車種・計34,754台にリコール。
不具合内容としては、ナビゲーションシステムにおいて、制御プログラムが不適切なため、特定の操作をした場合に、液晶画面が黒くなったりフリーズしたりすることがあるとのこと。
そのため、液晶画面に直前直左確認用のカメラ映像が表示されず、保安基準第44条(後写鏡等の基準)に適合しなくなるおそれがあるとのこと。
また、後退時にリヤカメラ映像が表示されず、一部の車両においては保安基準第44条の2(後退時車両直後確認装置)に適合しなくなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は起きていないものの、既に110件もの不具合が報告さており、市場からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][三菱アウトランダーPHEV]
・5LA-GN0W/GN0W-0100101~GN0W-0403344/令和3年12月10日~令和6年5月28日/34,754台
改善措置としては、全車両、ナビゲーションシステムの制御プログラムを対策仕様に書き替えるリコール作業を実施するとのことです。
自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?
今回のリコールについて、自身が所有している車が不具合等の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「三菱のリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。
最悪の場合、車両が燃える恐れアリ
最後は、マセラティ・ギブリ/クアトロポルテの2車種・計45台にリコール。
不具合内容としては、燃料装置において、燃料供給パイプに取付けられる燃料圧力温度センサーの取付ハウジングの製造管理が不適切なため、ハウジングの強度が不足しているものがあるとのこと。
そのため、使用過程において、当該ハウジングに亀裂が生じて燃料が漏れ燃圧異常の警告灯が点灯し、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は起きていないものの、既に2件もの不具合が報告さており、市場からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][マセラティ・ギブリ]
・7BA-MG38/ZAMZS57C001374245~ZAMZS57C001382472/令和3年6月17日~令和3年11月5日/35台[マセラティ・クアトロポルテ]
・7BA-MQP38/ZAMZP56C001373103~ZAMZP56J001374247/令和3年5月12日~令和3年11月5日/10台
改善措置としては、全車両、燃料供給パイプ一式を良品に交換するリコール作業を実施するとのことです。
1ページ目:スズキ・アルト/スイフト/エスクードや三菱の新型トライトン/アウトランダーPHEVに累計10万台超えの大量リコール!