【インテリア篇】スズキ新型フロンクスの実車を見てきた!内装の質感は素晴らしいが気になる点も…インド生産特有の”スパイシーなニオイ”は?
(続き)スズキ新型フロンクスのインテリアを見ていこう
引き続き、スズキ新型フロンクスのインテリアを見ていきましょう。
バレーノの面影を残したコックピット周り
こちらがフロンクスのコックピット周り。
バレーノの後継機種なだけあって、フローティングタイプのディスプレイオーディオやエアコン操作系、エアコンの吹き出し口などもバレーノの面影がしっかりと残っていますね。
Suzuki CONNECT 9インチディスプレイオーディオは標準装備
こちらは9インチのSuzuki CONNECTディスプレイオーディオ。
フロンクスの場合、メーカーオプションではなく標準装備にしてくるところはさすが。
おそらくは生産ラインの簡素化が狙いだと思いますが、なかには8インチのナビ機能の無いディスプレイオーディオで十分、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
エアコン操作系もシンプルですが、温度調整は左右独立ではないのがちょっと残念。
センターシフトはストレート式でシフトブーツ付き。
その手前には”SPORT”のスイッチがありますが、こちらは走行モードのSPORTのこと。
EPB+ABH、そしてシートヒーターの完備は大きい!
そして日本市場のニーズに合わせて調整された、電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]機能。
シートヒーターは1段階のON/OFF式ですが、どの程度暖かくなるのか気になるところです。
センターアームレストは前後のスライドが可能
センターコンソールボックス付きのアームレストはかなりコンパクトで…
こんな感じで前後にスライドすることも可能ですが、もう少し気持ち長めにした方が使い勝手は良いかも。
フロンクスの後席もチェックしていこう
続いては後席を見ていきましょう。
後席の内張りも、フロント同様にボルドーの合皮に、ピアノブラック調のオーナメントパネルで質感を統一。
ただ、ピアノブラック調だと線キズや指紋がかなり目立つため(清潔感のあるデザインではない)、この辺りは好みが大きく分かれそうなところ。
後席の足元は結構広々としていますね。
実際に座ってみるとこんな感じ。
シート座面位置が低いからなのか、全高1,550mmと低めのクーペSUVの割には、身長182センチの私でも問題なく乗降りできますし、何よりも頭と天井とのクリアランスがコブシ1個分ほどあるのが魅力的。
運転席には、小柄な男性が乗ってシートを前方へとスライドしていたため、膝先とシートバックのクリアランスがかなり大きくなっていますが、私の身長に合わせた状態だとコブシ0.5個分程度。
天井のルームランプは非LED
天井のルームランプは非LEDですが、決して暗くはなかったですし、ディーラーオプションにてLEDに変更することも可能だそうです。
後席のセンタートンネルは、そこまで厚み(膨らみ)が無いため、右左へとスライド移動は結構楽でした。
後席用にUSB Type-Cポートが2口設けられているが…?
後席にも充電用のUSB Type-Cポートが2口設けられているのはグッドですが、接続口がかなり低い位置にあるため、ケーブル長が短いと、充電しながら利用するのが微妙。
あとは、左右にスライド移動する際に、足先がケーブルに当たらないかも心配なところです。
ラゲッジスペースも意外と広々
最後はラゲッジスペース。
脱着可能なトノカバーに加え、ラゲッジフロアも開け閉めすることで収納面積を拡大することが可能になっていました。
収納スペース自体は決して小さくないですし、スズキディーラーの担当スタッフさん曰く、15インチ~16インチスタッドレスタイヤ4本分も収納できたとのこと。
あとは後席を倒したときのラゲッジとの段差が無いのも魅力的ですね。
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