トヨタ新型クラウンエステートの販売がどんどん遅れて「2024年12月以降」に…更にレクサス新型GX550の特別仕様車は10月以降。ヤリスクロス等は9月に生産再開へ
(続き)型式指定における不正問題で生産停止となっていたトヨタのラインナップモデルについて
引き続き、型式指定における不正問題で生産停止となっていたトヨタのラインナップモデルについて見ていきましょう。
ヤリスクロス/カローラフィールダー/カローラアクシオが、2024年9月に生産再開へ!
続いて、こちらも型式指定における不正問題の対象で生産・販売停止となっていたヤリスクロス(New Yaris Cross)とカローラフィールダー(Corolla Fielder)、そしてカローラアクシオ(Corolla Axio)について。
これらのモデルの生産再開時期については未定になっていましたが、日本経済新聞の報道により、2024年9月2日より生産再開することが明らかとなりました。
これでようやく、主力モデルとなるヤリスクロスの生産が進められるわけですが、そもそもの始まりはダイハツの大規模な不正問題により、AセグメントSUVとなるライズ(RAIZE)/ダイハツ・ロッキー(Daihatsu Rocky)が生産・販売・出荷・生産・登録停止となったため、その代替モデルとしてヤリスクロスが提案されました。
当時は、ライズのバックオーダーが約3万台で、ロッキーが5,000台~6,000台という規模だったため、この台数分からヤリスクロスに移行するとなると、納期も半年以上に延びるのでは?とも噂されました。
生産再開時期が判明したからといって、まだ油断はできない
その後、トヨタからも型式指定における不正問題で現在販売中・生産終了いしているモデルで不正が明らかになり、ヤリスクロスもその対象に含まれていたため、このままヤリスクロスは生産できないのでは?といった不安の声もあったものの、今回の生産再開の報道により、その不安も少し解消できそうなところ。
ただ、現在のトヨタの信頼性を考えると、また別の問題で「生産・販売停止」となるのでは?といった不安要素もあるため、正式に生産が再開されるまではまだまだ油断できないところだと思います。
なお、今回のヤリスクロス/カローラフィールダー/カローラアクシオの生産再開の報道に関しても、トヨタ公式プレスリリースではなく日本経済新聞の報道がきっかけで明らかになりました。
一方でトヨタ公式ホームページでは、先ほどのクラウンエステート/レクサスGX550含め、一切触れられていないため、何か発表できない理由でもあるのだろうか?と色々と勘ぐってしまいます。
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