ヤリスクロスの生産再開が決まるも納期は未定?ルーミーやコペンがまさかの生産停止か…トヨタが2024年8月23日時点での最新工場出荷目途を更新

ようやく少しずつ前に進めるようになってきたトヨタ

定期的にトヨタ公式が更新している、既存ラインナップモデルを対象とした工場出荷目途一覧ですが、今回は2024年8月23日時点での最新出荷目途を見ていきたいと思います。

前回のブログでもお伝えした通り、型式指定における不正問題で生産停止となっていたヤリスクロス(Toyota New Yaris Cross)/カローラフィールダー(Corolla Fielder)/カローラアクシオ(Corolla Axio)の3車種が生産再開されることが決まりました。

これにより、一部不明だった出荷目途が更新されたものの、主力モデルのヤリスクロスに関しては未だ情報は更新されていないようです。


ヤリスクロス/カローラフィールダー(アクシオ)がようやく生産再開へ!

まずは、型式指定における不正問題で生産・販売などが停止していたヤリスクロス(Toyota New Yaris Cross)/カローラフィールダー(Corolla Fielder)/カローラアクシオ(Corolla Axio)について。

これらに関しては、既に日本経済新聞などでも報道されている通り、2024年9月2日より生産再開が決まったものの、残念ながらヤリスクロスに関しては、2024年8月23日時点では具体的な出荷目途や納期は不明なまま。

ただ、ヤリスクロスは不正問題で受注停止していたため、今回ようやく受注が再開されることになるわけですが、多くのバックオーダーを抱えている人気モデルということもあり、そもそも2024年内の納車は難しく、2025年春以降になり、最悪の場合は2025年モデルの改良版の受注受付けになる?との噂もあるようです。

新型プリウスの生産は好調で、納期も短縮傾向にあるようだ

続いては、2023年1月に発売されてから1年半以上が経過した新型プリウス(New Prius, 60系)

本モデルが発売されてからは、電子式リアドアハンドルなどの不具合・リコールなどで一時的に生産停止になるなどのトラブルもありましたが、現在ではそういった問題も解消され、生産も好調とのこと。

なお私がお世話になっているトヨタディーラーの情報によると、最も受注の多いの2.0L HEVモデルでも納期は7か月~8か月ほどですが、生産ペースを更に上げて納期短縮する可能性がある一方で、特に一部改良などの情報は入っていないそうです。

ダイハツとトヨタの主力モデル複数車がまさかの生産停止か

続いて、国内メディア/マスコミの共同通信が2024年8月23日に公開した記事より、どうやらダイハツの主力モデル複数車が、同年10月末より生産を停止すると報道しています。

報道内容によると、不正を受けて新型車などの開発を一時停止していた関係で、国土交通省が11月から適用する新しい保安基準対応に間に合わないためだそう。

具体的な車種については、オープン軽スポーツのコペン(Daihatsu Copen)やトヨタブランドのルーミー(Roomy)、更にはハイゼットトラック(Hijet Truck)などが対象になるそうです。

ちなみに11月からの保安基準対応の詳細については、2023年11月以降に発売される新車に「後方を確認できるバックカメラを取り付けることなどを義務付け」し、対応しなければ保安基準違反となり、車両の生産ができなくなります。

2ページ目:2024年8月23日時点でのトヨタ最新工場出荷目途はどのように変化している?

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