【どっちが速い?】トヨタ・ランドクルーザー300とレクサスLX600の両方を所有するオーナーが0-100km/h加速比較!レクサスが2024年8月23日時点での最新工場出荷目途を更新
ようやく実現できたランクル300とLX600の0-100km/h加速バトル
私が所有するトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)ガソリンZX・3列7人乗り[4WD]と、レクサスLX600ベースグレード・3列7人乗り[4WD]で待望の0-100km/h加速バトルを実施。
兄弟車種だったり、パワートレインが概ね同じ競合モデルに関しては、どちらの加速性能が上なのか?比較する上では、やはりこういった物理的でバトル形式っぽい比較の方がわかりやすいと思うのですが、その記念すべき1回目が「陸の王者」ともいわれるランクル300とLX600。
しかもそれぞれの乗り出し価格を足し合わせると約2,400万円なので、中々できることではないですし、両車とも受注停止中の車両だからこそ、より貴重なデータだと思っています。
比較方法は至ってシンプル!停車状態から一気に加速して100km/hに到達した時間を測定
今回比較する0-100km/h加速時間の測定方法は至ってシンプル。
停車(0km/h)した状態から一気にアクセルを下まで踏み切って、100km/hまで加速したときの時間を測定し、どちらが速いのか?を競うというもの。
参考までに、各モデルの基本スペックは以下の通り。
[トヨタ・ランドクルーザー300・ガソリンZX]
・ボディサイズ:全長4,985mm×全幅1,980mm×全高1,925mm
・エンジン:排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジン
・最高出力:415ps/5,200rpm
・最大トルク:650Nm/2,000rpm~3,600rpm
・車体重量:2,500kg
[レクサスLX600]
・ボディサイズ:全長5,100mm×全幅1,990mm×全高1,885mm
・エンジン:排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジン
・最高出力:415ps/5,200rpm
・最大トルク:650Nm/2,000rpm~3,600rpm
・車体重量:2,590kg
以上の通り、基本的にどちらもエンジンスペックは同じですが、大きく影響するのは車体重量で、LX600の方が+90kg重いんですね。
そうなると、必然的にランクル300の方が加速性能は高そうに思うのですが、果たして結果はどうなるでしょうか?
レクサスLX600の0-100km/h加速時間は?
まずは、レクサスLX600の0-100km/h加速時間を測定していきましょう。
今回も、いつもお世話になっているYKTV【photograph】【car】チャンネルさんに協力いただいています。
できるだけ同じ条件となるよう、乗員定数は1人のみ、荷物は一切無し、そして走行モードは「SPORT S+」に設定します。
一気にアクセルを床まで踏み込んでの0-100km/h加速時間は「7.5秒」。
車体重量2,590kgを超える巨体で10秒切るだけでも十分速いのですが、これに対してランクル300は何秒で到達するのでしょうか?
ちなみにLX600では、車体の重心位置を可視化するGボールセンサーが搭載されていて、0-100km/h加速したことで重心位置が後方に大きく伸びている(左側)ことが確認できますね。
それだけLX600の加速性能がかなり高いことがわかりますし、体にかかるGも相当なものであることがわかります。
トヨタ・ランドクルーザー300の0-100km/h加速時間は?
続いて、トヨタ・ランドクルーザー300の0-100km/h加速を見ていきましょう。
こちらも先ほどのLX600同様、車内は1人のみの乗車で、荷物は一切無し、走行モードは「SPORT S+」で測定です。
測定した結果、0-100km/hの加速時間は「7.14秒」となりました。
※98km/h → 102km/hだったので、測定方法がアバウトなのは予めご了承ください
先程のLX600に比べて「0.36秒」速く到達したことがわかります。
主要諸元の通り、車体重量が90kg軽いランクル300の方が、加速性能が高いことがわかりますね。
[おまけ]日産セレナe-POWER LUXIONの0-100km/h加速時間は?
ちなみにおまけとして、日産の新型セレナ e-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)[2WD]でも測定したところ「9.16秒」となりました。
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