なぜ新型 フリードだけ更新できない?ホンダオーナーズアプリ「リモート操作」が全く更新されず使い物にならない→他のWR-V/N-BOX(JF5)/シビックタイプR(FL5)などは利用できるのに

ホンダオーナーズアプリはとても便利だが、時々使い物にならないときがある

トヨタやホンダ、日産、ダイハツ、三菱など、そのメーカーが展開しているオーナーズアプリについて。

ホンダの場合だと、Honda Total Careアプリやリモート操作アプリが存在しますが、時々これらのアプリが全く使い物にならないときがあります。

直近での不具合?だと、私が所有するフルモデルチェンジ版・新型 フリード e:HEV クロスター(Honda New FREED e:HEV CROSSTAR, GT6)・3列6人乗り[2WD]にて登録しているリモート操作が最新情報に全く更新されないんですね。

具体的にどういった不具合?なのか見ていきましょう。


ホンダオーナーズアプリ「リモート操作」がたまに使えなくなる

まずは、ホンダオーナーズアプリ「Honda Total Care」とは異なる、もう一つのアプリとなる「リモート操作」について。

この機能は、アプリで車両と同期していれば、離れた場所でもスマートフォンでクルマを操作することが可能で、車両に乗る前にエアコンを始動することも可能ですし、ドアをロックし忘れたときは通知/ロック操作が可能です。

この他にも、地図上で自車位置が把握できるのもポイントで、アプリ画面にある「更新」をタップすれば、リアルタイムでの自車位置を確認することができる(どこを走っているのかがわかる)ため、仮に盗難・窃盗被害に遭ってしまったときに真っ先に活用できる機能。

リモート操作は2か月に1回のペースで定期コードを発行・更新する必要がある

ただし、この機能は2か月に1回のペースで「定期更新コード」と呼ばれるアプリ独自の4ケタのパスワードを発行・更新しなければならないので、その期限が切れてしまうと自車を把握することができないのがデメリットであり、2か月に1回といわず、1か月に1回など自分の好きなペースで更新することも可能なので、そういったフレキシブル性は高い方だと思います。

ただその一方で残念に思うのは、上の画像のようにリアルタイムにて更新しようとしても「車両情報を確認できませんでした」と更新できないときもあるとうこと(航続可能距離も、更新時間も一致していないのがわかる)。

更新できなければ、仮に盗難・窃盗被害を受けた際に使いものにならない

先程のようにリアルタイムでの更新ができないことに加え、ドアのリモートロック/アンロック、更にはエアコンの操作などもできないため、本来のアプリとしての機能が全く果たされていないので、その点はとんでもなくポンコツですし、仮に盗難・窃盗被害を受けてしまった際にリアルタイムでの位置情報が更新ができなければ使い物になりません。

こんな感じで、ドアロックやエアコンのリモート操作も不可能。

遠隔操作が失敗する原因としては「車のパワーモードがON」「ネットワーク状態が不安定」「ドアが開いている状態」などが考えられるそうですが、そのどれにも該当していませんでした。

もっと言うなれば、他に私が所有するN-BOX Customターボ(JF5)やZR-V、シビックタイプR(FL5), WR-Vでは、リモート操作でリアルタイム更新ができ、フリードだけが更新できなかったので、(スマホの?)ネットワーク状態が不安定ということよりも、Honda CONNECTナビの問題ということも考えられるかもしれませんね。

2ページ目:オーナーズアプリと連携しているであろうHonda CONNECTナビは約40万円もしているのだが…とてもそのコストに見合った機能を果たしていない?