WRC初優勝から51周年を記念するトヨタ新型 GRヤリスの特別仕様車がイタリアにて発表!僅か9台のみ生産の右ハンドル仕様となるケーニグセグ・レゲーラが販売中

日本では販売されない特別仕様車だが、これを純正の市販車で販売するのは凄いな

2024年4月に日本でも販売された、ビッグマイナーチェンジ版・トヨタ新型 GRヤリス(Toyota New GR Yaris)。

日本では発売日の時点から既に受注停止の販売店が多く、「カタログモデルなのに買えない車を販売するな」と、SNSでも不満の声が挙がっていました。

今回、日本では受注再開されていないGRヤリスをベースに、トヨタのイタリア法人がWRCからインスパイアされた特別仕様車を発表しました。


WRCのカローラ1600クーペラリーカーからインスピレーションを得た特別なGRヤリス

こちらが今回、トヨタのイタリア法人が発表したGRヤリスの特別仕様車TGR Italy Limited。

このモデルに採用されているレッドのデカールは、1973年にトヨタ初のWRC優勝を果たしたカローラ1600クーペラリーカーよりインスピレーションを得たデザインだそうで、その見た目の雰囲気はクラシカルと現代を上手く融合。

しかもこのモデル、イタリア市場限定51台のみ生産される特別仕様車だそうで、その理由もトヨタが世界ラリー選手権での初優勝から51年が経過したため。

こちらが、1973年にトヨタが初めてWRCで優勝したときに使用されたカローラ1600クーペラリーカー。

ホワイトのボディカラーをベースに、レッドのダブルデカールが何とも印象的なデュアルトーンカラーですが、まさかこのアクセントカラーを現代のカタログモデルに標準装備してくるとは…

改めてGRヤリス TGR Italy Limitedを見ていきましょう。

ホワイトのボディカラーをベースに、レッドのデカールアクセントはもちろんのこと、足もとには18インチのヘリテージゴールド仕上げとなる鍛造アルミホイールを標準装備し、更にタイヤはセミスリックのピレリ製P Zero トロフェオRという豪華仕様。

そしてこちらは、TGR Italy Limited専用のエンブレムで、リアテールゲートだけでなく車内にも専用プラークとして貼付され、「Limited Edition 01/51」と表記されるのも特別感がアップ。

この他には、パーキングセンサーやブラインドスポットモニター[BSM]、自動ブレーキ付リアクロストラフィックアラートといったTechパッケージも標準装備。

パワートレインは、排気量1.5L 直列3気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力280psを発揮、トランスミッションは8速ATのみで、6速MTの設定はなし、駆動方式は四輪駆動[GR-Four]のみとなります。

トランスミッションは8速ATのみ!価格は日本円で約1,087万円と超高額!

本モデルは、2024年9月9日より販売予定で、生産台数は僅か51台のみ、価格は67,500ユーロ(日本円換算で約1,087万円)と中々に高額な設定となっていますが、その理由としては2025年のTGRイタリアシーズンのVIPパスが2枚と、特別なカーカバーセット、Toyota Gazoo Racingのスポーツウェアも含まれているから。

ちなみに、本モデルの先行予約には2,500ユーロ(日本円換算で約40万円)必要で、当選者は最速で2024年末に納車予定とのことです。

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