フルモデルチェンジ版・日産の新型 パトロール(Y63)が世界初公開!GT-R派生のパワフルなVR型V6ツインターボ搭載…競合ランクル300/LX600と真っ向勝負

(続き)フルモデルチェンジ版・日産の新型 パトロールを見ていこう

引き続き、日産の新型 パトロール(Y63型)を見ていきましょう。

インテリアは刺激的ながらもゴージャス

続いてインテリアも見ていきましょう。

基本的にはアルマーダと同じレイアウトではあるものの、シートカラーがダークローズ仕上げで過激且つゴージャスに。

日産曰く、新型 パトロールでは先代に比べて車内スペースが+30%拡大したそうで、トランクススペースも(具体的な数値は記載されていませんが)容量拡大しているそうです。

合計28.6インチのフル液晶メーターとナビゲーションディスプレイ

コックピットを見ていくと、14.3インチのフル液晶メーターと14.3インチコネクトナビゲーションディスプレイが搭載され、これだけで合計28.6インチととにかくワイド。

この他、ワイヤレスApple CarPlay/Android Autoはもちろんのこと、Googleビルトイン機能やGoogleマップ/Googleアシスタント/Google Playストアなども搭載されているそうです。


フラッグシップSUVなだけあって、内装の装備もかなり豪華

シート形状もかなり個性的で、NASAの技術を導入しているとのことですが、乗り心地やホールド感なども気になる所。

車内の機能性については、センタースタックもシフトバイワイヤボタンギアセレクターで再設計され、ステアリングホイールに取り付けられたパドルシフトも新設計。

快適装備なども見ていくと、ソフトタッチレザーや7.0インチヘッドアップディスプレイ、マルチゾーンクライメートコントロールシステム、64色のアンビエントライト、シートヒーター/シートベンチレーション/シートマッサージ機能付きのフロントシートが標準装備。

2列目を見ていくと、パノラマムーンルーフや12.3インチリアエンターテイメントスクリーン、12スピーカー付きとなるKlipsch製サウンドシステムも全グレード標準装備。

日産はこの他にも、皮膚温度をモニター化して、それに応じて個々のゾーンを調整するセンサーを備えた先進的な生体認証車内冷却システムを採用しているそうで、これにより競合車よりも50%早く車内を冷却できると主張しています。

走行モードは全6種類を設定!エアサスペンションも搭載へ

あと走行モードについては、ロック/サンド/マッド/スタンダード/エコ/スポーツの計6つのドライブモードを搭載。

足回りにおいては、油圧ボディモーションコントロール技術からエアサスペンションへと変更され、車高を最大70mm上げることが可能となり、更に乗降り性や高速道路での燃費向上のために140mm車高を落とすことも可能とのこと。

価格帯は日本円で約944万円から

パフォーマンス面においては、インビジブルボンネット技術が採用され、オフロード走行時や狭い駐車場での操縦時にドライバーが前輪を可視化できる機能も。

そして、渡河性能においても700mmと先代と同じであり、競合モデルとなるランクル300も全く同じ数字。

最後に気になる価格帯ですが、中東向けは65,000ドル~105,000ドル(日本円換算で約944万円~約1,530万円)での販売となるそうです。

1ページ目:新型 パトロールのボディサイズはレクサスLX600よりも更に大きかった

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