北米トヨタが一部改良版・新型ハイランダーを先行公開!何とデビュー25周年を記念する特別仕様車も2,500台限定で発売へ

北米トヨタでは、日本では販売されない魅力的なモデルを次々改良へ

2024年9月17日、トヨタのアメリカ法人がビッグマイナーチェンジ級となる一部改良版・新型シエナ(Toyota New Sienna)を発表しました。

そして同日、こちらもアメリカ市場向けとなるハイランダー(New Highlander)の2025年モデルに加えて、アメリカ限定2,500台のみとなる特別仕様車を発表しました。

具体的にどのような改良が実施され、どのような特別仕様車が販売されるのかチェックしていきましょう。


2025年モデルの改良・変更内容をチェックしていこう

こちらが今回、2025年モデルとして発表された一部改良版・新型ハイランダー。

DセグメントSUVのRAV4/ハリアーに採用されるTNGA-Kプラットフォームがベースとなる3列シートSUVで、アメリカ市場だけでなく中国市場ではクラウンクルーガーとして販売されています。

ボディカラーを新たに2色追加へ

今回の2025年モデルでは、ボディカラーの見直しが行われるとのことで、上の画像にある「セメント」と呼ばれるボディカラーや、特別仕様車のイメージカラーにもなっている「ヘビーメタル」といったユニークなカラーが追加されます。

一部グレードのみ、スポーツモードのメーターアニメーションを設定

この他ターボエンジンを搭載するXSE Turboでは、スポーツモードの起動画面を備えた12.3インチフル液晶メーターが標準装備され、アニメーションデザインが更に洗練されているとのこと。

センターディスプレイオーディオに関しては、新世代コネクティッドナビが採用されますが、さすがにアルファード/ヴェルファイア/タンドラ/セコイアといった14インチの巨大ディスプレイオーディオは搭載されず12.3インチに留まるようです。

ハイブリッドモデルは”Beyond Zero”バッジを貼付

一方でハイブリッド(HEV)モデルに関しては、リアテールゲートに貼付されるHYBRIDバッジが”Beyond Zero”のHEVバッジへと変更され、ハイブリッドモデルは四輪駆動[E-Four]のみがラインナップされるとのこと。

パワートレインは、先述にもある通りターボモデルとなる排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン(最高出力269ps/最大トルク420Nm)と、排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+3基の電気モーター+ニッケル水素バッテリーを組み合わせることで、システム総出力246psを発揮するハイブリッド(HEV)モデルの2種類をラインナップ。

ターボモデルに関しては、元々排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンが搭載されていましたが、環境法規制などの絡みから4気筒ターボへとダウンサイジング化されています。

2ページ目:ハイランダーのハイブリッドモデルをベースにした特別仕様車25th Anniversary Editionはどんなモデル!