ホンダ現行ヴェゼルが今でも売れる理由がわかる。元オーナーで現在は新型WR-Vを所有しているが、願わくばもう一度ヴェゼルに戻りたいときもある
やっぱり現行ヴェゼルのデザインや商品力は高い…だからこそもう一度乗りたい
2021年4月に2代目としてフルモデルチェンジを果たして3年以上が経過し、2024年4月に初のマイナーチェンジを実施したホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel, RV型)。
本モデルについては、2021年に初のフルモデルチェンジ実施後にe:HEV Zを購入し、約1年間所有しました(走行距離は約12,000km)。
その後は、ヴェゼルのガソリンG[2WD]の置き換えとなるWR-V Z+グレード[2WD]を購入し納車されたわけですが、WR-Vを運転していると「もう一度ヴェゼルに戻りたいな…」と思うときがあるんですね。
今思うと、かなり早いタイミングで売却してしまったヴェゼルですが、一体どのようなところが魅力的で良かったのか、改めてチェックしていきたいと思います。
先進的なボディ同色のインテグレーテッドグリルは、どこか愛嬌がある
まずはデザイン性について。
ヴェゼルが2代目として登場した当初、ボディ同色グリルの評判があまりにも良くなく、ディーラーオプションの外付けフロントグリルが売れに売れたことは記憶に新しいところ(CX-ハリアーと呼ばれていたときが懐かしい…)。
クリスタルブラックパールの場合だと、グリル部分もブラックになり一体感もあって違和感もないため、そういった目的でブラックにした記憶がありますが、今思うとプラチナホワイトパールでも、メテオロイドグレーメタリックでも十分マッチしていたと思いますし、特に膨張色のホワイト系だと、カッコ良さよりも愛嬌のある顔つきでとても良かったように感じられるんですね。
もちろん今でも、当時はクリスタルブラックパールを選択して良かったと思っていますが、唯一後悔しているのがキレイを維持するためのボディメンテナンスで、洗車なども結構怠っていたので、雨風などの汚れがとても目立ってしまい細部の汚れが蓄積したんですね。
特にフロントのインテグレーテッドグリル部分には、ウォータースポットだけでなく、黄砂や花粉などの汚れも蓄積していて放置していた時間が長かったので、簡易的な手洗い洗車では落とせない状態でした。
失敗と反省を次に活かして、今は愛車の定期的な洗車を心がけている
今思うと「何てお粗末な扱い方をしていたんだろう」と深く反省していて、今現在所有している愛車に関しては、空いた時間を活用して、できるだけ自分自身で手洗い洗車するように心がけています。
前期型ヴェゼルのメガネのようなテールランプは「一目でわかるデザイン」で秀逸
続いてはリアデザイン。
現行のマイチェンモデルでは、センター非直結式の一文字テールは変わらないものの、更にその直下の両サイドにも水平基調のLEDを設けることにより、日産ノートオーラ(Nissan Note Aura)のような二文字テールランプへと変更されました。
ただ私が所有していた初期型の方が個人的には好みで、まるで眼鏡をかけたかのようなユニークなテールランプは個性がありましたし、一目でヴェゼルと分かるデザイン言語でもありました。
個性的なテールランプとワンポイントアクセントのエキパイフィニッシャーもグッド
あとは、ディーラーオプションにてエキパイフィニッシャーをカスタムできること。
いわゆるポン付けタイプのエキゾーストパイプで、特にエキゾーストサウンドが向上するわけでも、燃費が変化するわけでもないドレスアップパーツなわけですが、こうしたデザイン性重視のパーツが選択できることや、ちょっとしたアクセントで印象がガラッと変化するのも良きところ。
エキパイフィニッシャーについては、WR-Vでもディーラーオプションにて選択可能なのですが、個人的にはヴェゼルとの見た目の相性が良かったので、敢えてWR-Vでは装着していません。