マツダ新型EZ-6の実車を見ての周りの反応があまりにも辛口過ぎた件。「フロントマスクがダサい」「次期MAZDA6のデザイン過程の似顔絵レベル」等
EZ-6は期待値が高過ぎるのか、周りの反応や意見が想像に厳しかった
前回のブログにて、マツダのフラッグシップセダンMAZDA6の後継と思われるEZ-6の実車が、マツダ本社ショールームにて期間限定展示されていたため、早速実車を拝見させていただきました。
実車を見た印象としては、中国や欧州市場向けを中心としたモデルということもあり、全長が伸びやかなことはもちろんのこと、全幅1,890mmのワイドなスタイリングも印象的。
ただその一方で、この実車を拝見しているときに周りのお客さんから聞こえてくる感想も中々に辛口。
具体的にどういった意見があったのか見ていきましょう。
フロントマスクは否定的な意見が多い?
まずはフロントマスクについて。
ピュアEVやプラグインハイブリッド(PHEV)がラインナップされるEZ-6ですが、その関係もあってなのかフロントエンドはグリルパターンやシグネチャーウィングによる立体的なパーツが採用されるわけではなく、どちらかというとクリーンな印象を与えるためにフラットなパネルに模様を設けて、LEDランプでシグネチャーウィングやドット柄のデザインを表現。
個人的な印象としては「上手くマツダのデザイン言語を取り入れてるなぁ」と感心していましたが、現地に来ていた方々の感想としては…
・フロントマスクがダサい
・なんか中国臭くて嫌い
・LEDで五角形グリルを表現しているかもしれないが、かえってチープに見える
・グリルレスのパネルにしたら、マツダの良さがどんどん失われていく
と結構辛口。
ちなみにヘッドライト周りは、L字型っぽいLEDデイライトと、L字型が横に連なるポジションランプ、そして直下には単眼LEDハイビーム?と思わしきユニットが確認できますが、このレイアウトも「マツダらしくない」「次期MAZDA6を作るなかで出来上がった似顔絵レベル」など、世間では中々聞けない厳しい意見も多め
ここ最近のマツダのデザイン言語は、特にCXシリーズを筆頭に「金太郎飴」と揶揄されても不思議ではない程に顔つきが同じで見分けがつかないため、そのなかでEZ-6は新しい風を吹かせる一台になるのでは?と思ったりもしましたが、意外にも「EZ-6は受け入れられない」といった意見も多いように感じられました。
メルティングカッパーメタリックの色合いが苦手な人も?
あとはこのボディカラー。
CX-70やCX-80でも採用されるメルティングカッパーメタリックと呼ばれるブロンズ系に近い色合いなのですが、セダン系だと競合モデルのトヨタ・クラウンセダン(Toyota New Crown Sedan)ではプレシャスブロンズとして設定されています。
おそらく、今後のトレンドもしくはアースカラーとして積極的に採用されるカラーだと思いますが、このカラーに対しても周りのお客さんの反応としては…
・色味に品が無い
・マツダは他社の真似事しかできないのか
・この色のせいでEZ-6が更にチープに見える
とこれまた辛口評価が多め。
あくまでも個人的な印象としては、アルファードのプレシャスレオブロンドより濃いめではあるものの、だからといって濃すぎるわけでもない上品なブロンズカラーという印象。
展示されている本社ショールームの光りの差し加減によって色味が変化しているからなのか、それともEZ-6に塗装されているからなのか…このあたりは何とも判断が難しいところ。
ちなみにこちらが、アルファードのプレシャスレオブロンド。
撮影している場所や光の差し加減の違いもあるので比較は難しいのですが、個人的にはどちらも十分お上品で好み。