ホンダ新型シビックタイプR (FL5)で久々にワインディングを走る。相変らず安定感は抜群!そして知人からちょっとした相談を受けることに
やっぱりFL5でワインディングを走るのは気持ちがイイ
2024年2月に私に納車されて、もうすぐ8か月が経過するホンダ新型シビックタイプR (Honda New Civic Type R, FL5)。
私にとって2台目のFL5であり、まさかここまで6速MTスポーツカーにハマるとは予想もしていなかったため、改めて購入して本当に良かった一台だと思っています。
そんなFL5で、久々にワインディングを走らせてのインプレッションに加え、私がいつもお世話になっている知人からもFL5に関する相談を受けたため、その中身についてもちょっとだけお話していきたいと思います。
ワインディングでは色んな顔を見せてくれるFL5
早速、シビックタイプR (FL5)でワインディングへ。
前日の夜、雨が中途半端に降ってしまい、おまけに高速道路を走らせた関係でフロント部分には大量の虫が付着してしまったため、見た目はかなり汚い状態に。
その翌日は雲一つない晴天で、外気温としては25度~27度と適度に暖かく、しかし標高の高い峠になると外気温も20度~23度と涼しくなるため、スポーツカーで走る分には最適なコンディションです。
ただ、時期的にもそろそろ雪対策も兼ねて道路の一部には塩カルが巻かれていたわけですが、その関係もあってFL5の車体には大量の白い粉のようなものが付着。
「このあと自分でしっかり洗車すれば良いや」という感覚だったので、汚れ自体はそこまで気にしていなかったのですが、下回りに塩カルが付着すると錆びの原因にもなるため、この点はしっかりと高圧洗車機で汚れを落としていきたい所です。
FL5はフットブレーキを多用しなくとも曲がれる
ちなみにFL5で久々にワインディングを走らせての印象としては、相変わらず走りは安定していて、タイヤの高いグリップ力のおかげでほとんどブレーキすることなく曲がれるということ。
特に勾配のキツイ下りに関しては、FL5特有のレブマッチシステムのお陰もあり、ヒール・アンド・トゥしなくともシフトダウン → 回転数を合わせてエンブレで減速してくれるため、特にブレーキを踏むことなく2速で下りを流すことができるのは快適。
そのまま惰性でRが大きめのカーブに差し掛かっても、流れに沿ってステアリングを切ることで、若干オーバーステア気味にはなるものの、キレイに通過していく瞬間は快感そのもの。
一人でドライブしていれば、「うぉー!曲がるぅ~!」とハイテンションで喋ってしまうのも、ある意味でFL5の大きな特徴の一つですが、上りも中々にユニーク。
上りの低速時でも、6速固定で走れるのはホンダのお家芸そのもの
上りの場合、前車との速度に合わせつつ40km/h~50km/hぐらいで走っていると、気が付くと6速固定で走らせていることもあるのですが、そのときの回転数は1,200rpmぐらいと低回転ながらも回転数を合わせてくれるので、ノッキングすることなく安定的な速度を維持できるのは魅力的。
そこからアクセルを踏み込むと、さすがに加速は鈍るものの、ある一定の速度にまで到達するとレスポンスも上がって気持ち良く走れますし、高い回転数で加速することでVTECターボのサウンドを堪能しつつ、勢いよく加速して楽しむことができるので、この辺りの使い分けや臨機応変な対応力には驚かされるばかり。
シフト操作が下手くそな私でも「楽しく」走れる
こうした走りは、他のマニュアルスポーツカーの場合だと全く同じ走りができるかは不明ながらも、上り下りに関係なく「気持ち良く」「官能的に」「楽しく」走れるというのは、ある意味でスポーツカーならではの電子制御が効いているからこそ。
自分自身の運転が下手くそであっても「上手くなってる?」と錯覚を起こさせるようなホンダの技術が、走りを更に楽しくさせてくれるのかもしれません。
FL5のブレーキダストはとにかく多い
ちなみにFL5のホイール周りは、安定してブレーキダストが大量に付着するため、定期的に鉄粉除去などで手洗いしないとどんどん蓄積して見た目も悪くなっていきます。
低ダストブレーキパッドに交換することで、足もとの手入れを低減することも可能なのですが、できる限り純正フルノーマルで乗りたい私としては選択肢に入らず…
新型シビックタイプRがダストまみれに!?かなり汚れたホイールがどうなった?注意点や洗車時の注意点も【FL5】【CIVIC TYPE R】フルモデルチェンジされた最安最速なスポーツカー!?
ちなみにこちらの動画でも、FL5の足元を中心とした洗車動画を公開していただいていますが、四輪全て洗車するのに1時間以上はかかっています。