ホンダ新型WR-Vが納車されて6か月が経過→ディーラー点検も完了で不具合などは無し。納車時から気になっていた「カレー/スパイシー臭さ」はどうなった?
(続き)ホンダ新型WR-Vが納車されて6か月経過してのインプレッション
続いて、ホンダ新型WR-Vが納車されて6か月経過してのインプレッションをまとめていきましょう。
やっぱりガソリンエンジンでの走りは楽しい
納車後6か月点検が終わった後は、WR-Vで軽くマイナーロードやワインディングを走らせることに。
ここ最近はフリードやZR-Vなど、ハイブリッドe:HEVモデルを走らせることが多いため、若干勇ましさのあるWR-Vのエンジンサウンドは「走らせていて楽しい」と思うところ。
排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンと控え目ではありますが、コールドスタート時のサウンドや加速音、そしてシフトダウンによるエンブレと回転数が上がったときのブリッピングはスポーティで迫力があるため、この点はe:HEVには無い魅力の一つ。
フレーム剛性が高いからか、ワインディングで走らせたときの安心感が高い
走行距離も3,000km未満と非常に少ないため、タイヤ溝もしっかり残っていてグリップ力も十分にありますし、ワインディングにて走らせた時のコーナリングとグリップ力のバランスは高め。
おまけにフレームの剛性力が高いからなのか、コーナリングで横Gがかかったときのフレームの軋み・歪みなどは感じられないですし、「安心して曲がれる」フィーリングは、どことなくZR-Vに似ているところがあります。
さすがに上り坂での加速の伸びや、重心位置の低さによる安定感の高さはZR-Vの方が上ですが、ガソリンエンジンで唸らせながら走らせるのも中々に楽しいですし、この点は試乗だけではまずわからないところだと思います。
納車されてから6か月経過しての車内の”ニオイ”は?
そして個人的に気になっていたインド品質。
納車された当初は、車内からスパイシーもしくはカレー臭さが際立っていましたが、ここ最近は無香料の消臭スプレーなどを利用しているため、ようやくニオイも落ち着いてきました。
ただ、それでも木材を燃やしたような香ばしさが消えることはなく、ニオイに敏感な方からするとストレスに感じるかもしれません。
私の場合は、できるだけ車内は無臭な状態にしたいですし、芳香剤なども基本的に使用したくない派ではありますが、今後は定期的に無香料の消臭スプレーを使用することになりそう。
え?新車が臭い?ホンダ新型WR-Vを辛口でインプレ!内装と微妙なポイントをお伝えします。いろんなところでインドみが強い。HONDAらしい内装
ただニオイに関しては、ブログや動画ではどうしてもお伝えすることが難しいため、実際に試乗車・展示車に乗ってみて体感する以外は難しいところ。
上のインプレッション動画のコメント欄にも「確かにWR-Vの車内は変なニオイがする」といったコメントも散見されるので、少なからず自分だけが気になっていた、ということでは無さそうです。
イルミナスレッドメタリックの汚れは目立つ?
続いては、新色イルミナスレッドメタリックについて。
これは前回のブログでもお伝えした通り、有彩色で高級感のある色味ながらも、水滴痕や黄砂・花粉などが付着した状態での茶色い汚れなどは、シルバー系やホワイト系に比べると汚れがかなり目立ちます。
特に、これから冬場が近づくにつれて塩カルなどが道路にまかれるため、その塩カルがボディに付着したときの白い痕がかなり目立つのも覚悟しなければなりません。
今のところ、WR-Vには過去にヴェゼルやステップワゴンで使用していた16インチホイール+スタッドレスタイヤを装着する予定なので、冬場のメインカーになる可能性が高そう。
レッド系のボディカラーは、過去にレクサスCT200h F SPORTやNX300h F SPORTにレッドマイカクリスタルシャインを、そしてホンダZR-Vにプレミアムクリスタルガーネットメタリックを選択しているため、ある程度の汚れ方や変化については把握しているつもり。
ただ、イルミナスレッドのようにマツダのソウルレッドに近い色味は初めてですから、今後盛大に汚れたときのボディ表面もブログにて紹介・インプレッションできればと思います。
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