ホンダ新型WR-Vが納車されて6か月経過しての良い点・不満点をチェック!YouTubeやSNSなどで批判される耳たぶミラーって結局どうなん?
新型WR-Vが納車されて6か月経過しての良い所と気になる所とは?
2024年4月に私に納車されて6か月以上が経過した、ホンダ新型WR-V Z+グレード[2WD]。
走行距離もようやく3,000kmを突破し、これから少しずつ距離を伸ばしていくことになりそうです。
今回は、本モデルが納車されて6か月が経過しての良い所や気になる所をいくつかまとめていきたいと思います。
デザインは攻め過ぎない程度でカッコいい
まずはWR-Vのデザインについて。
昨今のホンダ車は愛嬌ある顔つきだったり、少しカワイイ系でマイルドな印象を与える顔つきになることが多めですが、WR-Vはインド市場を中心としたグローバルモデルだからなのかアクティブ寄り。
デザインの方向性としては、同じBセグメントSUVのヴェゼル (Vezel)と似ている部分はあるものの、ボディ同色のインテグレーテッドグリルではなく、ブラックアクセントのグリルを採用することでスタンダードさを演出。
いわゆる万人受けを狙ったデザインのため、そこまで好き嫌いが目立たない車でもありますし、悪く言えば「当たり障りのないデザイン」ではあるものの、それがここ最近のホンダでは珍しくもあるんですよね。
あとは、フロントアッパーグリル上部からヘッドライト上部にかけて入り込む水平基調のガーニッシュですが、こちらもWR-Vの顔つきを更にカッコ良くさせるアクセントになっているため、個人的にはとても好みですし、新色イルミナスレッドメタリックとも上手くメリハリが付いているように感じられます。
SNSやYouTubeで何かと批判されている耳たぶミラー
デザイン性でもう一つ注目したいのが、SNSやYouTubeで何かと批判されている耳たぶミラー。
これは別名「サイドアンダーミラー」と呼ばれるもので、保安基準として運転席に座ったときに自動車の前面と左側面に接する高さ1m、直径0.3mの円柱を確認できることを前提に設けられています。
前述の高さと直径については、概ね6歳児の身長を想定した基準だそうで、特にSUVやミニバンではよく見られる装備の一つ。
SNSやYouTubeにて「耳たぶミラーはダサい」と指摘が入ったことで、「耳たぶミラー=ダメな装備」という謎のレッテルが貼られているわけですが、個人的には耳たぶミラーがあっても無くても特に不満はなく「サイドアンダーミラーも保安基準を満たすための装備以外に、個性の一つ」だとも捉えています。
後方&車内のドライブレコーダーのケーブル収納はスマート
続いては、ディーラーオプションとして設定されている後方&車内のドライブレコーダーについて。
上の画像でも確認できる通り、後方用のドライブレコーダーケーブルがスマートに収納されていることが確認できますね。
私が他に所有しているシビックタイプR (New Civic Type R, FL5)では、後方カメラの”はわし方”が美しくなく、両面テープでケーブルを沿うように固定しているんですね。

できれば上の画像の水色の矢印のようにケーブルをはわし、アタッチメントからケーブルが出てくるようなレイアウトだとスマートで美しいのですが、それだとディーラーでの工数が大幅にかかってしまうので非効率なのだそう。

それにしても…シビックタイプR (FL5)でここまで美しくケーブルを収納できるのはお見事。
本モデルを設計する側の人間は、もう少しディーラーオプションのレイアウトも考慮した設計にしてほしかったですね。