2025年次RJCカーオブザイヤーを受賞したのスズキ新型スイフトとMINIクーパー!何とスイフトは4世代連続で獲得…なぜここまで高評価を得られたのか?
毎年後半の恒例となっているカーオブザイヤー!今回は2025年次RJCカーオブザイヤーが発表
2024年11月1日、NPO法人日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)は、「2025年次RJCカーオブザイヤー第一次選考会」を開催し、国産車/輸入車/テクノロジー各賞を選出しました。
※日本カーオブザイヤーとは別なので注意
2024年11月12日に「モビリティリゾートもてぎ」にて最終選考会を行い、今回決定した6ベストの中から、RJC選考委員の投票により各賞の最優秀賞を決定したわけですが、まずは各賞の候補を見ていきましょう。
[2025年次RJCカーオブザイヤー 6ベスト(国産車)]
◆ホンダ・WR-V
◆ホンダ・アコード
◆ホンダ・フリード
◆スズキ・スペーシア
◆スズキ・スイフト
◆スズキ・フロンクス
[2025年次RJCカーオブザイヤー 6ベスト(輸入車)]
◆BMW・X2
◆ミニ・クーパー
◆BYDシール
◆ヒョンデ・アイオニック5N
◆フィアット・600e
◆ボルボ・EX30
[2025年次RJCテクノロジーオブザイヤー 6ベスト(技術)]
◆ホンダセンシング
◆Z12E型エンジン
◆LFPブレードバッテリーとCTBボディ構造
◆次世代マルチ充電システム
◆N e-Shift & N Active Sound+
◆「ドア・オープニング・アラート」をはじめ市街地対応の安全技術
◆リサイクル素材とサステナブルな内装素材
そして今回、国産車と輸入車を対象としたRCJカーオブザイヤー賞の対象車と、RJCテクノロジーイヤー賞、そして特別賞がどういったモデルなのか見ていきたいと思います。
RJCカーオブザイヤー(国産車篇)
まずは、日本車を対象としたRJCカーオブザイヤー賞を見ていきましょう。
1位:スズキ・スイフト・・・140点
2位:ホンダ・アコード・・・83点
3位:スズキ・フロンクス・・・81点
4位:ホンダWR-V・・・76点
5位:スズキ・スペーシア・・・65点
6位:ホンダ・フリード・・・59点
以上の通り、ランキング上位はホンダとスズキのみで、トヨタや日産、スバルなどといった主力の日本の自動車メーカーがランクインしなかったのは極めて問題だと思いますが、魅力的な新車・新型車が発表されなかったことも大きく影響しているのかもしれません。
スイフトがRJCカーオブザイヤー賞を受賞したのは、今回で4代連続となる模様
なお最も高い評価を受けたのは、スズキのフルモデルチェンジ版・新型スイフト (Suzuki New Swift)となり、これで4代に続きRJCカーオブザイヤー賞を受賞していることになります。
なお高評価及び受賞理由としては、以下の通りとなっています。
歴代スイフトから引き継いできたスタイリッシュなデザイン性やスポーティな走行性能をブラッシュアップ。
新開発のパワートレインにクラストップレベルの空力性能、軽量高剛性ボディなどでクルマ本来の基本性能を高めたうえで、最新の運転支援システムを採用したことを評価した。
この他、スズキ公式ニュースリリースでもRJCカーオブザイヤー受賞に関するプレスを以下の通り公開。
スズキの小型乗用車「スイフト」が、NPO法人 日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)が主催する「2025年次 RJC カー オブ ザ イヤー」を受賞しました。
今回受賞した「スイフト」は、2004年の発売開始から4代目にあたるモデルで、4代連続での受賞となります。
4代目の「スイフト」は、「エネルギッシュ×軽やか 日常の移動を遊びに変える洗練されたスマートコンパクト」をコンセプトに、歴代のスイフトで培ってきたデザイン性や走行性能に加え、安全装備や利便性の高い装備が充実したことで、スイフトの魅力であるデザインと走りに「クルマと日常を愉しめる」という新たな価値が加わり、進化した小型乗用車です。
「スイフト」は2004年に発売して以来、世界中のお客様にご愛用いただいており、これまでに世界で累計約954万台を販売しています。
via:Suzuki
加えて、スズキの代表取締役である鈴木俊宏 氏も以下のようにコメントしています。
「スイフト」を「2025年次 RJC カー オブ ザ イヤー」にお選びいただき大変うれしく思います。
「スイフト」は初代が発売されてから、各世代でのRJC カー オブ ザ イヤー受賞を励みに進化を続け、日本をはじめとする世界各国で多くのお客様にご愛用頂いているスズキを代表するモデルです。
今回の受賞を機に、今後も「スイフト」は世界中のお客様からさらに愛されるクルマを目指して参ります。