【今までありがとう】トヨタが突如としてGRスープラの生産・販売終了をアナウンス。何と世界限定300台となるA90ファイナルエディションを発表

2024-11-30

(続き)生産・販売終了がアナウンスされたトヨタ新型GRスープラをチェック!

引き続き、突如として生産・販売終了がアナウンスされたトヨタ新型GRスープラの最新情報をチェックしていきましょう。

世界限定300台のみ!特別仕様車A90 Final Editionはこうなっている

続いて、世界限定300台のみとなる特別仕様車GRスープラ A90 Final Editionについて見ていきましょう。

本モデルにおいては、専用のエアロパーツなどを採用するだけでなく、パワートレインも特別チューニングによってアップデートされています。

具体的には、吸気経路を見直し、低背圧触媒を採用することで圧力損失を低減。

それに合わせて、ベースとなる排気量3.0L 直列6気筒ツインスクロールターボエンジンの制御を最適化することで、最高出力を387ps → 435psへ、最大トルクを500Nm → 570Nmへ向上させることに成功し、加速性能とレスポンスを向上しています。

この他のパワートレインの改良は以下の通り。

・エンジンオイルパンにバッフルプレートを追加。コーナリング性能向上に伴う高G域でのオイルの偏りを防止

・エンジン性能向上に伴い、冷却性能を強化。ラジエーター冷却ファンを強化するとともにサブラジエーターを追加し、さらに、ディファレンシャルギアカバーの冷却フィンを大型化

・新しいシャシーセッティングに伴いアクティブディファレンシャルの制御を最適化。旋回中のアンダーステアを抑制し、ハンドリングを改善

・アクラポヴィッチ製チタンマフラーを採用し、迫力のあるエンジンサウンドを実現


特別装備内容がヤバすぎる…垂涎ものの魅力的な装備内容をチェック

この他にも、特別仕様車GRスープラ ”A90 Final Edition”の内外装を中心としてパフォーマンス面での特別装備内容は以下の通り。

・GR Supra GT4の開発を担当するTOYOTA GAZOO Racing Europe(以下、TGR-E)が空力性能開発を担当。TGR-Eの持つモータースポーツ参戦を通じて得た知見と、風洞実験施設を用いてテストを重ねて開発

・カーボンフロントスポイラー、カーボンフロントカナード、フロントセンターフラップを採用。さらに、GR Supra GT4を彷彿させるスワンネック構造のカーボンリヤウイングを装備することで前後の空力バランス、ダウンフォース、ドラッグを最適化し、接地性とハンドリング性能を向上

・カーボンボンネットダクトを追加。脱着式のインナーダクトを採用し、取り外し時には冷却性能向上に寄与

・シートパッドにアルカンターラ素材を使用したレカロ製カーボンフルバケットシート「RECARO Podium CF」を採用。走行性能向上によりドライバーにかかるGが増加する状況においても、しっかりと体をホールドし正確なドライビングをサポート

・運転席シートを赤色とし、ドライバーオリエンテッドコクピットを強調

・ステアリングホイール、ドアトリム、センターコンソールニーパッド、センターアームレスト、シフトノブ・ブーツ、インストルメントパネル中央部の表皮にアルカンターラ素材を使用

・赤色シートベルト、専用カーボンスカッフプレートを採用することにより台数限定モデルの特別感を向上

・フロントにブレンボ製19インチブレーキと高μブレーキパッドを採用し制動性能を強化

・前後にフローティング構造のドリルドディスクを採用し、スポーツ走行時においても優れた制動力を確保

・ステンレスメッシュのブレーキホースを採用し、制動時のホース膨張による圧力伝達損失を押さえ、強化したブレーキシステムの性能を最大限に引き出すことを実現

・GR Supra GT4が採用しているKW製サスペンションを採用。伸び側16段、縮み側12段の減衰力調整を備えて様々な使用状況に対応したほか、前後スタビライザーを強化することで、限界性能を向上

・フロントロアアームに強化ゴムブッシュ、フロントコントロールアームにピロボールジョイントを採用し、リヤサブフレームをGR Supra GT4と同じアルミリジッドマウントとすることで、サスペンションとボディの一体感を向上。ロードインフォメーションがより伝わりやすくなり、正確なハンドリングに貢献

フロントカウルブレースを強化した上で、フロント床下ブレースを追加。リヤ床下ブレースの構造を強化し、室内には強化ラゲージクロスバーを採用することでボディ剛性を高め、ダイレクト感やグリップ感、コントロール性を向上

・今回の進化点にあわせ、EPS制御を最適化し、ダイレクト感のあるステアリングフィールを実現し、コントロール性能を向上

・前後のキャンバー角を見直し、グリップを高めてコーナリング時の安定性能を向上

・10mm拡幅したハイグリップタイヤ「MICHELIN PILOT SPORT CUP 2」を採用。コーナリング時の安定性および限界性能をさらに向上

・フロント19インチ、リヤ20インチの軽量ホイールにはTGRのロゴを刻印

1ページ目:一部改良版・新型GRスープラも十分過ぎる装備内容のようだ

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