遂に来た!スズキ初のピュアEVクロスオーバー・新型eビターラの開発車両を初スパイショット!やはりライバルは日産の新型リーフ(ZE2)か?

(続き)初スパイショットされたスズキ新型eビターラの開発車両をチェック!

引き続き、初スパイショットされたスズキ新型eビターラの開発車両をチェックしていきましょう。

新世代プラットフォーム「HEARTEC-e」を採用し、タイヤサイズも18インチから

プラットフォームに関しては、スズキのグローバルアーキテクチャであるHEARTECT(ハーテクト)のピュアEV版となる「HEARTECT-e」が採用され、軽量構造であることや高電圧保護、ショートオーバーハングによる広い室内空間を特長としていて、メインフロアはフロア下メンバーを廃止し、電池容量を最大化しているとのこと。

まだまだ詳細な情報が明らかになっていないeビターラですが、足もとには225/55 R18インチの大口径タイヤが装着され、ハイパフォーマンスモデルの四輪駆動モデルになると、更に1インチアップとなる225/50 R19インチが標準装備されるようです。


インテリアも先進的だが、メーターがあまりにも不格好

そしてこちらがインテリア。

まず真っ先に注目したいのがメーター周り。

メーターはおそらくフル液晶だと思われますが、メーター周りのベゼルがあまりにも大きすぎて、かなり不格好なデザインになっていますね。

これがダミーデザインなのか、このまま市販化するのかは不明ではあるものの、横に連なる一体型のナビゲーションディスプレイに依存したデザインで、お世辞にも美しくないのが正直な感想。

ただ間近で見てみると、メーター中央にはクルーズコントロール用と思われる自車アイコンや、右側にマップウィジェットを設けるなど、メーターとしてのカスタマイズ性は高そうです。

そしてセンターディスプレイを見ていくと、シートヒーターやステアリングヒーターなどのアイコンなども確認できますね。

あとはフラットボトムに近い大口径ステアリングホイールや、電制シフトと電動パーキングブレーキ(EPB)+オートブレーキホールド[ABH]、そしてセンターコンソール下部はブリッジタイプになっているため、どことなく日産エクストレイル (Nissan New X-Trail e-POWER, T33)やホンダZR-Vに近いものがあります。

以上が、ドイツの公道にて初スパイショットされた新型eビターラの開発車両となります。

見た目の印象としては、既に発表されているコンセプトモデルそのものに近そうですが、あとはやっぱり価格帯が気になるところ。

個人的な予想は400万円~500万円ほどになるのでは?と推測しますが、「軽自動車をメインで販売しているスズキで400万円以上か…」となる方が多い気もしますし、そういった意味ではバーゲンプライスに感じるような価格設定にしてくる可能性も高そうですね。

1ページ目:エクステリアはコンセプトモデルと概ね同じだが、サイズやスペックはどうなる?

スズキ関連記事

Reference:autoevolution