【今までありがとう!】三菱の新型デリカミニを売却しました。所有期間は約18か月で走行距離1.4万km…リアルな総維持費やリセール/買取額は?

(続き)三菱の新型デリカミニを1年半所有してのリアルな維持費や売却額は?

引き続き、三菱の新型デリカミニを1年半所有してのリアルな維持費や売却額などをチェックしていきましょう。

維持費④:デリカミニを1年半所有しての任意保険代は?

続いて、デリカミニを1年半所有しての任意保険代はいくらだったのかを見ていきましょう。

私が購入したデリカミニT Premium[2WD]の支払総額が2,780,500円(税込み)になるため、車両保険は、完全な満額にはならなかったものの260万円(2年目:210万円、3年目:195万円)。

具体的な保険内容としては以下の通りで、2年目に更新した部分は太字に変更されています。

【新型デリカミニの任意保険内容一覧】

契約者区分:ノンフリート

使用目的:通勤・通学使用

限定運転者:記名被保険者様およびその配偶者

等級:6S等級、事故有期間 0年(3%割増)
・ノンフリート多数割引き4%
・新車割引
・エコカー割引き

料率クラス:車両3、対人2、対物1、傷害2

対人賠償:無制限

対物賠償:無制限(自己負担額 なし)

対物全損時修理差額費用:補償されます

人身傷害:1名につき 5,000万円

人身傷害入通院定額給付金:1名につき 10万円

無保険車障害:無制限

自損事故傷害:(注)人身傷害で補償されます

車両保険:協定保険価格&新車価格相当額 (1年目)260万円 → (2年目)210万円

ロードアシスタンス:補償されます

代車費用:補償されません

特約一覧
・運転者年齢条件特約
・運転者限定特約
・運転者範囲変更漏れサポート特約
・被害者救済費用特約
・対物全損時修理差額費用特約
・無保険車傷害特約
・車両新価特約
・ロードアシスタンス特約
・他車運転特約
・弁護士費用(自動車事故限定型)
・安心更新サポート特約
・継続うっかり特約

◇保険料年払い契約(1年目):144,000円(税込み)
※月あたり12,000円

保険料年払い契約(2年目):135,240円(税込み)
※月あたり11,270円

以上の通り、1年目の保険代総額が144,000円(税込み)に対して、2年目の保険代総額が135,240円(税込み)なので、月々に換算すると11,270円となります。

このことから、納車されて18か月所有しての任意保険代総額は211,620円(税込み)となります。

こうして見ると、任意保険は「車を走らせなくとも発生する維持費」であり、しかもの維持費の中で圧倒的な負担がのしかかっていることが分かるかと思います。


維持費⑤:デリカミニを1年半所有してのその他(カスタム代+自動車税+駐車場代)の維持費は?

続いて、デリカミニを約1年半所有してのカスタム代/自動車税/駐車場代をまとめて算出していきましょう。

まずカスタム代については、特にディーラーオプションやスタッドレスタイヤなどは購入していないため0円となります。

続いて自動車税については、納車された月が2023年6月ということもあって、2023年度分の支払いはなかったものの、2024年5月に初めての支払いに。

その際は、排気量660cc 直列3気筒ターボエンジンを搭載し、軽自動車に該当するため10,800円(税込み)を支払い済みです。

そして駐車場代についてですが、こちらは青空での平置き駐車がメインになるため、月極5,000円(税込み)なので「駐車場代5,000円/月 × 13か月 = 65,000円」となりますが、その後は実家へと駐車場を移している関係で駐車場代は発生しておらず。

以上のことから、カスタム代+自動車税+駐車場代の総額は75,800円となります。

デリカミニを約1年半所有しての総維持費は?

続いて、デリカミニを約1年半所有しての維持費総額を見ていきましょう。

【新型デリカミニが納車されて18か月所有しての維持費一覧(10%税込み)】

維持費➀:点検代(1か月/6か月/12か月法定/18か月)・・・0円

維持費②:ガソリン代・・・169,061円

維持費③:コーティング+洗車代・・・61,900円

維持費④:任意保険代(18か月分)・・・211,620円

維持費⑤:その他・・・75,800円
カスタム代(0円)
自動車税(10,800円)
駐車場代(65,000円)


➀~⑤の総額:518,381円

以上の通り、デリカミニを1年半所有してのリアルな維持費総額は518,381円(約51.8万円)となりました。

これを月換算すると「28,799円/月」になるわけですが、洗車やコーティング代、利用頻度によってはガソリン代も大きく変化してくると思いますし、あとはディーラーローン/残クレなどで契約されている方は、そういった月々での固定費も加味されるので注意してください(私の場合はキャッシュ一括での購入なので、月々の支払いは無し)。

デリカミニの売却/買取額は?

続いて、多くの方が最も気になっているであろうデリカミニの売却/買取額がいくらだったのかを見ていきましょう。

今回も売却先に関しては、私がいつもお世話になっている買取業者さんで、MOTAなどの一括査定には出していません。

一括査定による入札形式だと、確かに高額査定も期待できるところですが、複数社を一挙に集めるために日程調整をしなければならないこと、複数社からの買取金額の回答が出るまでに時間がかかるために非効率的で、自身の本業にも支障を来すため、個人的に一括査定を積極的に利用することは無いと考えています(高価買取査定の”可能性”というメリット以外の魅力が一切感じられない)。

三菱に関しては全く未知数なので、個人的な予想では「ホンダN-BOXよりもリセールは良くないのでは?」と思っていました。

走行距離も14,000kmを突破していますし、ボディカラーも、イメージカラーのアッシュグリーンメタリック×ブラックマイカルーフ2トーンといえども、リセールカラーとは呼べないため、そこまでの期待はしていませんでした。

しかし、ここで私の予想を大きく裏切って来るのが三菱の凄いところ。

これまで通り、具体的な買取金額の記載はできないものの、本モデルの車両本体価格が2,074,600円(税込み)だったため、「車両本体価格×102%」が買取額だったということだけお伝えさせていただきます。

まさかの車両本体価格を上回る買取額!

個人的な予想としては「200万円を優に切ってくる」と考えていましたが、まさかの車両本体価格よりも上。

メーカーオプションやディーラーオプション、諸費用・税金なども含めると、購入時の総支払額が2,780,500円(税込み)だったため、この金額で考えると約76%ではあるものの、車両本体価格よりも高く買い取っていただけたのはとてもありがたいところですし、個人的な感覚としては「リセールの良い車」だと思っています。

総維持費から売却額を差し引いての最終損益は?

以上のことから、デリカミニのイニシャルコスト(2,780,500円税込)とランニングコスト(518,381円税込)を足し合わせた総維持費(3,298,881円税込)に対して、売却した金額を差し引いての最終損益額は「約120万円のマイナス」ということになりました。

金額として見るとかなり大きい赤字ではありますが、デリカミニの所有満足度はとても高かったですし、競合モデルに十分対抗できるだけの性能を持っていたことは確かで、三菱の新たな可能性を知ることができたのは本当に良かったところ。

次回は、リセールも含めたデリカミニの最終評価を行っていきたいと思いますが、改めてデリカミニを購入できたことは本当に良かったと思っています。

今まで本当にありがとう。

1ページ目:デリカミニの点検代やガソリン代、コーティング+他力洗車の内訳は?

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